更新日:2026年4月27日
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ゴールデンウィーク期間中は広域での移動が活発化し、麻しんの更なる感染拡大が懸念されます。
麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、ワクチンが重要です。麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。更なる感染拡大防止のため、県民の皆様へ以下のとおりお願い申し上げます。
<麻しん(はしか)を疑う症状がある場合の対応>
○麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。
○感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。
<自治体の疫学調査へのご協力>
○麻しん(はしか)の感染拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。
<ワクチン接種のご検討>
○ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
○お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
○海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
○2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳等で、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。
<特にご注意いただきたい方々>
○特に、以下の方々は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。
・保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
・空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方
○また、以下の方々は、感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
・妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。
・免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
・乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください。
(参考)厚生労働省麻しんの感染拡大防止に向けた国民の皆様へのメッセージ(PDF:448KB)
県内の麻しん(はしか)患者の発生届については,今年に入ってから4月26日までに34例となっており,現在の方法で統計を取り始めた2008年以降で最多となっています。
現在,海外における麻しんの流行が報告されており,日本国内においても今年に入ってから4月12日までに299例の報告があります。
| 年 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
| 本県 | 24 | 7 | 4 | 3 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 |
| 全国 | 11015 | 732 | 447 | 439 | 283 | 229 | 462 | 35 | 165 | 186 |
| 年 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
| 本県 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 34 |
| 全国 | 279 | 744 | 10 | 6 | 6 | 28 | 45 | 265 | 299 |
鹿児島県:R8は速報値(令和8年4月26日時点)
全国:R8は速報値(第15週時点)
麻しんは,2008年1月1日から全数把握対象疾患となっています。
感染経路は,空気感染,飛まつ感染,接触感染です。その感染力は非常に強く,免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
周囲への感染可能期間は,発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で,発症前から感染力があります。麻しんを疑う症状があった場合は,早めにかかりつけ医等を受診してください。医療機関を受診する際は,必ず受診前に医療機関に連絡し,麻しんを疑う旨を伝えた後,医療機関の指示に従い受診してください。受診の際は,周囲に感染を拡げないよう公共交通機関の利用は避けてください。また,受診後は検査結果が判明するまでの間,不要不急の外出を控えていただくようお願いいたします。
予防対策は,予防接種が最も有効です。定期接種の対象となる方は,接種期間に適切に予防接種を受けましょう。また,職業上感染の拡大の恐れがある施設等においては,職員等の予防接種の必要性について検討してください。
県が鹿児島大学に設置している感染症専門医養成講座(寄附講座)において,麻しんの感染対策に関する動画を作成しておりますので,ぜひご視聴ください。

麻疹の発生動向調査(国立健康危機管理研究機構)(外部サイトへリンク)
令和8年4月12日公表(県内28例目)(PDF:103KB)
鹿児島市の公表事例は,鹿児島市のHP(外部サイトへリンク)をご参照ください。
麻しんの主たる感染経路は空気感染で,その感染力は非常に強いので,発熱,咳,鼻水,眼球結膜の充血,発疹等,麻しんに特徴的な症状が現れた方は,事前に医療機関に電話で連絡し,指示に従って受診してください。
その際,症状出現日の約10~12日前(感染したと推定される日)の行動(海外・国内の麻しんの流行地や人が多く集まる場所へ行ったかどうか等)について,医療機関へお伝えください。
受診時は周囲への感染を防ぐため公共交通機関等の利用を避けましょう。
麻しんが発生している地域を訪問した患者については,麻しんを念頭においた診察を行ってください。
麻しんは,五類感染症全数把握疾患に定められています。診断した医師は,直ちに最寄りの保健所に届け出なければならないとされています。
麻しんは第2種の学校感染症に定められており,解熱した後3日を経過するまで出席停止とされています。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは,この限りではありません。
また,以下の場合も出席停止期間となります。
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