閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

ホーム > 健康・福祉 > 医療 > 感染症 > 感染症情報 > 咽頭結膜熱流行発生警報の発令について

更新日:2024年4月9日

ここから本文です。

咽頭結膜熱流行発生警報の発令について

咽頭結膜熱の流行発生警報を発令しました

2023年第45週(11月6日から11月12日)の感染症発生動向調査事業において,咽頭結膜熱の定点当たり報告数が3.08となり,警報発令基準である3.00を超えたことから,県内全域に咽頭結膜熱流行発生警報を発令しました(令和5年11月17日)。感染の拡大防止に努めてください。

咽頭結膜熱の発生状況について

調査期間
  • 2023年(令和5年)第45週(11月6日から11月12日)
県内の状況
  • 県内の小児科定点医療機関51からの患者報告数は,157人です。
  • 県全体の定点あたり報告数は,3.08です。
保健所管内の状況
  • 流行発生警報域の保健所:鹿児島市,出水,鹿屋

咽頭結膜熱について

咽頭結膜熱とは

咽頭結膜熱は,アデノウイルスによって起こる疾患で,発熱,咽頭炎,眼症状を主とする小児の急性ウイルス性感染症です。通常夏季に地域全体で流行し,6月頃から徐々に増加しはじめ,7~8月にピークが見られます。プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。

症状

発熱で発症し,頭痛,食欲不振,全身倦怠感とともに,咽頭炎による咽頭痛,結膜炎に伴う結膜充血,眼痛,眼脂等を訴え,3~5日程度持続します。潜伏期間は5~7日とされています。

感染経路

通常,飛沫感染,あるいは手指を介した接触感染であり,結膜あるいは上気道からの感染です。プールを介した場合には,汚染した水から結膜への直接侵入と考えられています。

治療及び予防方法

特別な治療法はなく,対症療法が中心となります。眼症状が強い場合には,眼科的治療が必要になることもあります。
予防としては感染者と密接な接触を避け,流行時には,流水とせっけんによる手洗い,うがいを励行することなどです。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部感染症対策課

電話番号:099-286-2724

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?