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更新日:2017年3月28日

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麻しんの感染予防に努めましょう

平成27年3月27日に,世界保健機関西太平洋事務局により日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。今後も麻しんの排除状態を維持するため,感染予防に努めてくださるようお願いします。

平成27年における麻しん患者の届出は,全国で35件となり,前年の届出数463件を大きく下回りました。本県における届出は0件でした。

麻しんとは?

  • 麻しんは,麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で,季節的には春から初夏にかけて流行します。
  • ヒトからヒトへ空気感染(飛沫核感染)し,感染から約10日後に,38℃前後の発熱,咳,鼻水といった風邪のような症状が現れ,一度熱が下がった後,再び39℃以上の高熱と発疹が現れます。
  • 肺炎や中耳炎を合併しやすく,患者の1000人に1人の割合で,脳炎が発症するといわれています。
  • ウイルスの排泄期間は,発熱時に始まり,発疹の色素沈着後は排出されません。

全国及び鹿児島県における2008年以降の年別件数(件)

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
鹿児島県 24 7 4 3 1 0 5 0 0
全国 11,013 732 447 439 283 229 462 35 165

麻しんは,2008年1月1日から全数把握対象疾患となっています。

麻しんの予防について

  • 麻しんは感染力が強く,空気感染もするので,手洗いやマスクのみでは予防できません。
  • 予防接種が最も効果的な予防策の1つです。定期予防接種対象の方は対象年齢になったら早めに受けてください。
  • 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら,早めにかかりつけ医等を受診してください。
  • 受診の際には,マスクを着用し,咳エチケットを守るなど,感染を広げないように注意してください。
  • 学校等は集団発生を起こしやすい場であることから,定期接種を受けていない小学生,中学生,高校生,大学生等について接種勧奨を行ってください。
  • 職業上感染の拡大の影響のある,医療関係施設,保育施設,学校等においては,職員等の予防接種の必要性について検討してください。

医療機関のみなさまへ(感染症法における取り扱いについて)

麻しんは,五類感染症全数把握疾患に定められています。診断した医師は,7日以内(可能なかぎり24時間以内)に最寄りの保健所に届け出なければならないとされています。

【臨床的特徴】
伏期は通常10~12日間であり,症状はカタル期(2~4日)には38℃前後の発熱,咳,鼻汁,くしゃみ,結膜充血,眼脂,羞明などであり,熱が下降した頃に頬粘膜にコプリック斑が出現する。発疹期(3~4日)には一度下降した発熱が再び高熱となり(39~40℃),特有の発疹(小鮮紅色斑が暗紅色丘疹,それらが融合し網目状になる)が出現する。発疹は耳後部,頚部,顔,体幹,上肢,下肢の順に広がる。回復期(7~9日)には解熱し,発疹は消退し,色素沈着を残す。肺炎,中耳炎,クループ,脳炎を合併する場合がある。麻しんウイルスに感染後,数年から十数年以上経過してSSPE(亜急性硬化性全脳炎)を発症する場合がある。
お,上記症状を十分満たさず,一部症状のみの麻しん(修飾麻しん)もみられることがある。これはワクチンによる免疫が低下してきた者に見られることが多い。

学校保健安全法における取り扱い

麻しんは第2種の学校感染症に定められており,解熱した後3日を経過するまで出席停止とされています。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは,この限りではありません。

また,以下の場合も出席停止期間となります。

  • 患者のある家に居住する者又はかかっている疑いがある者については,予防処置の施行その他の事情により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで
  • 発生した地域から通学する者については,その発生状況により必要と認めたとき,学校医の意見を聞いて適当と認める期間
  • 流行地を旅行した者については,その状況により必要と認めたとき,学校医の意見を聞いて適当と認める期間

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電話番号:099-286-2724

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