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更新日:2022年7月11日

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植物による風のコントロール

対策の概要

建物の周辺に流れる風を取り込む

室内の温度や湿度等の快適性は、建物にあたる風や室内に入ってくる風によって大きく左右されます。敷地ごとに異なる風の動きを読み取り建物と植物を配置することで、風の遮断や誘導が可能です。
また、植物や裸地、水面等を組み合わせ、建物周辺に局所的なクールスポットをつくりだすことができます。その中を通り抜けてくる涼風を上手に室内へ導くことで室内温度の調節効果が期待できます。
一方、台風の通り道や強風の吹く地域では、風の影響を緩和する防風林の配置により、建物を厳しい気象条件から守ることが可能となります。風がもたらす地域性を理解した上で、植物を上手に組み合わせることが大切です。
植物による風の流れの調節

図3-9植物による風の流れの調節
「建築設計資料集成」より作成



樹木には、強風による物理的な破壊から建物を守る他にも、風当りを弱めてから室内に導く効果もあります。
クールスポットの形成

図3-10クールスポットの形成「建築設計資料集成」より作成



植物の蒸散、水分の蒸発、地表面の蓄冷を組み合わせることの総合効果により、局所的な涼しい場所を創出します。

主な手法

●植栽配置による風道の創出
●防風林による風の調節

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