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更新日:2022年7月11日

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取り組み例(室内の通風経路の確保)

室内に効果的に風を取り込むためには、あらかじめ通風経路を想定して、外壁や間仕切壁に設ける窓やドアの配置・大きさを決めることが重要です。
また、室内は空気が流動し易いように開放的な空間が望ましく、間仕切壁にも風が通り抜けるような工夫が必要です。「煙突効果」を利用した風楼や低い窓から風を取り入れる地窓も効果的です。(図3-16写真3-4)
屋久島環境共生住宅の風楼の内観

写真3-4屋久島環境共生住宅の風楼の内観

煙突効果により促進される室内の風の流れの様子

図3-16煙突効果により促進される室内の風の流れの様子
(屋久島環境共生住宅)

通風経路確保の工夫

通風経路で最も重要なことは、住宅内を通り抜ける風道の幹線をつくることです。そこから何本かの風道の支線にわかれて部屋の各部を抜けて行くように間取りを考えます。(図3-17)
窓の外が開放され、風の出口が確保されていないと十分な風は入ってきません。例えば、隣家の壁や塀等が迫っている場合には、配置を計画する段階で家に凹みを付ける等の工夫をします。
室内の風の流れの様子

図3-17室内の風の流れの様子
(屋久島環境共生住宅)

主な通風の工夫

北側に面した地窓は冷却空気の取り入れ口となります。特に夜間の通風路の確保に適しています。また、前述のように風楼等と組み合わせると、通風効果が高まります。(写真3-5、写真3-6)
地窓の通風口

写真3-5地窓の通風口(上)
写真3-6換気用窓(下)

換気用窓

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