奴おどり
一般的に「奴おどり」が伝えられたのには、いくつかの説があり、「島津義久が島原の龍造寺隆信を攻めた時の戦勝祝いに踊ったもの」「豊臣秀吉が島津征伐の時に、新納武蔵守が城を守り通した祝いのために踊られたもの」あるいは「島津義弘が朝鮮征伐した戦勝の祝いとして始められたもの」などと伝えられています。財部でいつ頃から踊られたか定かではありません。
このようにして、戦勝を祝うとともに、士気を鼓舞するために始められた奴おどりは、溝ノ口の青壮年によって踊られていました。今日では中谷小学校児童によって踊り継がれています。
溝ノ口の「奴おどり」は、頭に白ハチマキ、服装は紫の着物に赤い帯、手に扇を持ちます。楽器は、太鼓と三味線・ひょうしぎで、歌詞は釈迦誕生日と関連しています。
この祭りは、村中から近郷までの見物客で、昔から大変賑やかだったそうです。
公開日時
4月8日に近い日曜日
公開場所
開催風景


より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください