松之尾遺跡貝製品
枕崎市汐見町松之尾に所在する弥生時代終わりから古墳時代にかけての墓地。花渡川の河口左岸に形成された海岸砂丘に位置する。1972年,砂丘南側が工事によって削りとられ,埋葬遺構,土器,鉄器,貝輪などが出土した。1979年,区画整理による発掘調査が行われ,土坑墓(どこうぼ)24基が,砂丘北側に見つかった。鉄刀・鉄鏃(てつぞく)などが副葬され,墓域全体に壺・高坏(たかつき)などが置かれた。また,南海産の大型貝であるゴホウラ,イモガイ,オオツタノハの貝輪は,鍬形石,車輪石,石釧の祖形と考えられ,全国から注目を集めている。
ここでは貝製品の複製を展示している。
展示に関する情報
現在展示してあります
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