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更新日:2026年10月13日

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【経営者インタビュー】社会福祉法人敬天会 大友良治理事長

企業紹介

当法人は1970年の設立以来、障害のある方々が安心して暮らせる地域づくりを目指し、福祉サービスを提供してきました。制度の変化とともに、ご利用者の人権を尊重した支援や、地域とのつながりを大切にした事業運営へと進化してきました。2009年には姶良市加治木町へ移転し、社会参加の機会が広がる環境整備を進めています。
働き方改革では、職員が安心して働ける風土づくりを重視し、研修の充実、管理職の意識改革、多様な働き方の導入を進めてきました。育児・介護との両立支援にも力を入れ、復帰率100%を実現しています。
こうした取り組みが評価され、ユースエール・くるみん・プラチナくるみん・えるぼし・もにす等の認定を取得しました。今回のかごしま「働き方改革プラス共働き・共育て」推進企業の認定を励みに、これからも地域福祉の向上と職員が安心して働ける環境づくりに取り組んでまいります。

仕事と育児の両立支援に取り組み始めたきっかけは何ですか?


私たちの仕事は、障害福祉サービスといった障がいをもつ方々の生活を支援する対人援助職です。働く人がいないと、この仕事は継続できません。きっかけは、当時まだ新卒採用ができていた10数年前に、将来的な人口減少に伴う人材不足をどのように確保し続け、事業を継続していくか。を模索しており、「人材確保・育成・定着」を経営し続けていくための大きな柱のひとつとして取り組み始めたのが様々な認定取得による自法人の「ブランド力向上」でした。
2017年に取得した「ユースエール認定」をはじめ、現在では「プラチナくるみん認定」「健康経営優良法人認定」など、厚生労働省、経済産業省、鹿児島県、社会保険労務士連合会などから7つの認定を取得しており、認定取得という方法で法人内の環境を「見える化」しています。

【写真:大友理事長】

男性育休・育児中のキャリア形成への取り組みによる効果はありますか?

働き方改革を進めるうえで大切なのは、職員の実感や声をきちんと受け止めることです。そのため、年1回の職員満足度調査や年2回の個別面談を行い、現場の課題を制度づくりに反映しています。
日常のライフイベントにも柔軟に対応できるように整備したのが、セルフ・ファミリーサポート休暇です。この休暇は、自分自身・家族・そしてペットも対象とし、誕生日、看護・介護を含む6つの事由のいずれかに使えるように設計しました。ペットも対象としたことで職員の印象に残りやすくなり、制度の認知度が高まり、取得促進にもつながりました。

従業員からの反応はいかがですか?

多様な働き方を整備したことで多様な人材が集まり、教育制度や評価制度の整備が進みました。これにより「採用→育成→定着」までの流れが確実に成長し、法人として“うちで育てる体制”が整ってきたと感じています。応募者が増えたことでより適した人材を選べるようになったり、一度退職された方が他法人での経験を経て「やっぱり敬天会で働きたい」と戻ってこられるケースも増えています。退職が必ずしもマイナスではなく、外を見たうえで当法人の働きやすさや組織の姿勢を改めて評価していただけた結果だと感じています。
こうした再入職の増加は、法人としても大きなプラスであり、働き方改革の成果が確かな形で表れていると実感しています。

今後の展望についてお聞かせください。

敬天会では、多様な働き方の推進を、共生社会の実現に向けた重要な取り組みと位置づけています。私たちは、利用者の方々が安心して生活できる環境を整えるだけでなく、職員一人ひとりが自分らしい働き方を選択できる職場づくりを進めてきました。若者雇用や子育て支援の認定を受けていることも、その姿勢の表れです。
多様な働き方を認め合うことは、年齢や障害、家庭状況など、さまざまな背景を持つ人々が無理なく社会参加できる環境を広げることにつながります。
働く人の背景や強みを尊重し合いながら、誰もが社会参加できる仕組みを広げていくことこそ、敬天会が目指す成長の方向性です。
これからも、多様性を力に変え、地域とともに歩む社会福祉法人として、共生社会の実現に向けた取り組みをさらに進めてまいります。

育休取得者(男性社員)の声

私は当法人に勤務をする中で結婚、第1子、第2子の誕生というイベントに恵まれ、現在家族4人で充実した生活を送れていると実感します。
特に、第1子、第2子の誕生の際には誕生後各1ヶ月、1歳前に2週間の育児休暇を取得し、家族との時間を大切に新たな命の誕生を満喫することが出来ました。また、育児というお互いが初めての経験に対して、協力して取り組むことが出来、信頼関係がより深まったと感じています。職場でも祝福の声が多く聞かれ、育児休暇として1ヶ月の申請をした際にも快諾してくださり、周囲の職員にも感謝したと同時に、この職場に勤めて良かったと改めて感じました。


 
 

 
 


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