ホーム > 産業・労働 > 雇用・労働 > 働き方改革 > 【経営者インタビュー!!】かごしま「働き方改革プラス共働き・共育て」推進企業 > 【経営者インタビュー】株式会社岩田組 山﨑宗紀代表取締役
更新日:2026年10月13日
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株式会社岩田組は、1952年の創業以来、鹿児島を中心に建築・土木を手がけてきた総合建設会社です。
ただ、これからの岩田組は、単に「建物をつくる会社」ではなく、鹿児島のまちづくりに関わる会社でありたいと思っています。建築や土木はもちろん、不動産(売買・土地、物件活用)、地域活性、なども含めて、「お客様や地域は何に困っているのか」「岩田組の力で何ができるのか」を考え、課題を解決し、新しい価値をつくっていくことが、私たちの役割です。
一方で、これまで培ってきた技術や信頼、人を大切にする姿勢は変えません。不易流行のもと、受け継ぐものは受け継ぎ、変えるものは変える。
100年企業を目指して、人・技術・資本をつなぎながら鹿児島の地域価値をもっと広げていきたい。
そして、「その先に、また新しい鹿児島。」をつくっていける会社でありたいと思っています。

私たちの経営理念の最初にあるのが、「全従業員の物心両面の幸せ」です。仕事はもちろん大事ですが、社員にはそれぞれ家庭があり、人生があります。結婚や出産、育児、介護など、その時々で生活の環境も変わります。ですから、会社の都合に社員が合わせ続けるのではなく、会社の方も変わっていかなければいけないと思っています。
私は働き方改革を、単なる福利厚生とは考えていません。社員が安心して働き、成⾧し、⾧くこの会社で活躍してくれることは、会社の力そのものです。「この会社で働いていて良かった」「これからもここで働きたい」と思ってもらえる会社にしたい。その思いが、仕事と育児の両立支援に取り組む一番の理由です。
【写真:山﨑代表取締役】
男性育休については、制度があるだけでは意味がないと思っています。大事なのは、実際に「取りたい」と言えること、その雰囲気があることです。そして、取得しても周りが自然に支えられる会社であることです。30日以上の育休を取得するにあたっても、事前に仕事を整理し、引継ぎを行い、周囲でフォローできるようなりつつあります。
私は、誰か一人が休んだから仕事が止まる会社ではいけないと思っています。
育休をきっかけに、仕事の共有や役割分担を見直すことにもつながりましたし、「男性が育児をするのは特別なことではない」という意識も少しずつ社内に広がってきました。
誰かが休める仕組みをつくることは、結果として属人化を減らし、会社そのものを強くすることにもつながると感じています。
従業員からも、「男性が育児休業を取得することが、以前より身近で自然なこととして受け止められるようになった」という声が聞かれるようになりました。
また、育児休業に入る前に業務内容や進捗を共有し、周囲でフォローすることで、「誰かが休んでもお互いに支え合える」という意識も少しずつ広がっています。
育児休業をきっかけに、普段から業務を共有することや、特定の人に仕事が偏らないよう役割分担を意識するなど、働き方を見直す機会にもつながっています。
「自分や周囲の人が育児や家庭の事情で休むことになったときにも、安心して休める職場であってほしい」と考えております。男性育休の取組が、育児中の従業員だけでなく、職場全体の働きやすさを考えるきっかけとなっているように感じます。
私が社員にもよく話しているのは、「鹿児島で一番働きやすい会社にしたい」ということです。岩田組のビジョンにも含まれている言葉です。
ただ、休みが多いとか、楽に働ける会社にしたい、という意味ではありません。
仕事にはしっかり向き合う。その一方で、家庭や自分の時間も大切にできる。そして、一人ひとりが仕事を通じて成⾧できる会社にしたいと思っています。
これからは育児支援だけでなく、DX・AIもさらに活用して、仕事そのものをもっと効率化していきます。
性別関係なく若手が活躍できる環境づくり、人材育成、評価制度なども含め、人が集まり、育ち、⾧く働き続けられる会社をつくっていきたいです。
そして、その一人ひとりの仕事の先に、鹿児島のまちや暮らし、産業があります。
働き方を変えることは、会社を変えることだと思っています。
岩田組から、これからの建設業の新しい働き方を発信していきたいです。
今回、2回目の育児休業を取得した従業員からは、「前回の経験もあり、よりスムーズに取得することができた。1人目と2人目ではそれぞれ違った喜びや大変さがあり、改めて育児にしっかり向き合える貴重な時間になった」との声がありました。
周囲の理解や協力もあり、安心して育児休業を取得でき、男性が育児に関わることへの理解や、育児休業を取得しやすい雰囲気が社内でも少しずつ広がっています。
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