更新日:2025年5月30日
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熱中症による死亡者は年によって増減はありますが,令和5年は全国で1,651人,本県で15人となっています。
農作業中の熱中症による全国での死亡者は,直近10年間で280人(農作業死亡事故のうち,15%が熱中症によるもの)
[農林水産省ホームページ(農作業安全対策~熱中症対策研修テキスト)より]
農作業事故ゼロ運動(春・秋)や農作業安全研修・各種会合での農作業安全啓発活動において,以下の取組を進めています。
県農業機械連絡協議会では,農作業安全対策の一環として熱中症対策リーフレットを作成して関係機関へ配布しています。農業者への周知のため活用してください。
また,本県や農林水産省のホームページで,熱中症対策に係るチラシや熱中症対策研修テキスト等関係資料を掲載していますので,活用してください。
農林水産省「農作業安全対策」~熱中症対策(外部サイトへリンク)
熱中症予防・対策リーフレット(県農業機械連絡協議会)(PDF:4,007KB)
労働安全衛生規則(厚生労働省令)の一部改正により,令和7年6月1日から労働者を雇用する全ての事業者に対して,熱中症があった際に対応できるよう,以下を行いその内容を関係作業者に周知するよう義務付けられました。
農林水産省では,「熱中症対応フロー(張り紙)」に必要事項を記載し,事業所内に掲示するなど全ての労働者に周知するよう呼びかけています。
「農作業安全の手引き(就業条件・危険箇所作業)」の「熱中症対応に係る報告体制の整備等」の「周知のための張り紙の活用」活用
県内の全ての暑さ指数情報提供地点において,暑さ指数(WBGT)が35に達することが予測された場合,前日の午後2時頃に「熱中症特別警戒情報」が発表されます。
農林水産省の「熱中症特別警戒情報発表時の農業現場への注意喚起等の手引き」では,熱中症特別警戒情報の対象日は,日中における屋外や農業用ハウスでの作業の中止・延期の検討を推奨することが妥当と考えられています。
暑さ指数が「35」に達した場合,広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり,人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがありますので,自分の身を守るだけでなく,危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。
「暑さ指数」とは,(1)温度,(2)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境,(3)気温の3つを取り入れた指標で,これが28を超えると熱中症患者が著しく増加することが明らかになっています。
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