取り組み例(強風に強い屋根の工夫)
屋根葺き材の品質はJIS(日本工業規格)に適合するものとし、その工法については、各製造所の仕様によることとし、特記によります。以下一例を示します。
瓦葺き
風当たりの強いところでは、棟は全て、登りは2枚おきに、できれば全て釘で留めつけることが望ましい。
釘はスクリュー釘やビス等を使用し、銅、ステンレス、しんちゅうとします。
釘打後は釘穴にシーリング処理を施します。
また、最近は、棟の補強に優れた製品(棟補強金物)も出てきています。
(図8-9)
図8-9棟補強金具
屋根ふき用石綿スレート葺き(彩色石綿板)
強風地域や強風場所に建設される場合及び屋根面のうち、軒先、平棟、隅棟等の風力係数の大きい部位では、補強のために耐水性のある接着剤を用いて接着するか、専用釘またはビスによる増し留めを行います。
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