取り組み例(建築材料による対策)
開口部
・これまで建物の中で最も台風の影響を受けやすい開口部に対しての配慮は、決して充分とは言えませんでした。一般の既製品アルミサッシの耐風圧強度は、最大瞬間風速50m/秒(1200Pa(120kg/平方メートル))前後を目標にしたものです。この強度では、少し大型の台風になると、持ちこたえることが困難となってきます。そこで最近では、台風に強いビル用のサッシを木造住宅に使用する例が増えています。この耐風サッシは、一般の2倍以上の強度を持ち、大体、最大瞬間風速70m/秒(2400Pa(240kg/平方メートル))以上に耐えるようになっています。
・台風時にはガラス窓に、いろいろなものが吹き飛んできます。強度のあるガラスでも、これらの破片が当たるとひとたまりもありません。対策としては雨戸の設置等が有効です。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください