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更新日:2022年5月19日

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取り組み例(防蟻措置と処理箇所)

床下地面の防蟻措置(土壌処理)

土壌処理とは基礎内側、束石及び配管類の立ち上がり部分の周囲土壌に防蟻薬剤を散布することです。

・イエシロアリ
防蟻薬剤による土壌処理を行う。ベタ基礎の場合でも、コンクリート打設前に土壌処理を全面に行います。

・ヤマトシロアリ
防蟻薬剤による土壌処理を行う。ベタ基礎の場合で、基礎面が地盤面より高く、床下の乾燥が予測される場合は、土壌処理を省略することもできる。その場合、コンクリートにひび割れが入らないように努める。土間コンクリートは布基礎との接合部に隙間が出来やすいため、打設前に土壌処理を全面に行います。
 
土壌処理

写真8-9土壌処理

1,750円/平方メートル程度
:1階床面積66平方メートル以上の場合



 

木部の防蟻措置

下記の箇所に防蟻薬剤を塗布、吹き付け、または浸漬します。

・イエシロアリ
イ.土台、火打土台、大引、1階根太掛、根太、床束、根がらみの全面
ロ.土台上端より1m以内の部分にある外壁廻りの柱、間柱、筋交い、胴縁、下地板、構造用合板及び枠組材の全面
ハ.1階窓台の全面
ニ.陸梁、合掌、小屋梁、間仕切、桁、火打梁等の敷桁、または軒桁との仕口面、2階窓台の全面
ホ.2階梁、火打梁と胴差との仕口面

・ヤマトシロアリ
イ.土台、火打土台、大引、1階根太掛、根太、床束、根がらみの全面
ハ.土台上端より1m以内の部分にある外壁廻りの柱、間柱、筋交い、胴縁、下地板、構造用合板及び枠組材の全面

 
防蟻処理された構造材

写真8-10防蟻処理された構造材



 
2階の構造材にも防蟻処理を行います

写真8-112階の構造材にも防蟻処理を行います



 
防蟻処理施工範囲
 

図23-1防蟻処理施工範囲

2,000円/平方メートル程度
:新築、木部防蟻処理(土壌処理含む)

防蟻薬剤

防蟻薬剤については室内空気汚染対策を考慮し、有機リン系以外の薬剤を使用します。また、蒸発しにくい薬剤、製剤を使用します。防蟻効力が確認されている(社)日本しろあり対策協会の認定薬剤を使用します。
薬剤の使用の際には井水汚染及び河川への流出防止に留意します。

よくあるご質問

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土木部建築課

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