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更新日:2022年5月19日

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塩害への対策

対策の概要

錆による腐食から建物をまもる

離島・沿岸地域においては、ほとんどの地域で海塩粒子の影響を受けるので、錆びにくい材料の選択、被覆による表面保護、海塩粒子の除去等の対策が望まれます。
金属を錆びさせる主な要因は、
・湿気(水分)
・ダスト(泥やゴミ)
・海塩粒子(塩風)
等です。
これらは全て自然界に普通に存在するものばかりで、鉄が素地のまま表れていると錆は避けられません。従って、鉄部の錆を防ぐには、表面に皮膜をつくる等して、錆をつくる要因から鉄を絶縁しなければなりません。

 
塩分濃度と鋼材の腐食速度の関係
図8-15塩分濃度と鋼材の腐食速度の関係
 

出典:日経アーキテクチュアNo.601「設計実務Q&A」

 
塩害をうけた鉄骨階段

写真8-2塩害をうけた鉄骨階段

 

海岸からの距離と腐食量海塩粒子量との関係
図8-16海岸からの距離と腐食量海塩粒子量との関係
 

出典:日経アーキテクチュアNo.601「設計実務Q&A」

 
塩害を受けた配線管と外壁欠落

写真8-3塩害を受けた配線管と外壁欠落

 

主な手法

●錆びにくい材料を使う

●金属腐食を防ぐ

●鉄筋のかぶり厚を確保する

●コンクリートの塗膜を強化する
 

よくあるご質問

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