取り組み例（錆びにくい材料を使う）

鉄の防錆処理として最も一般的なものが、溶融亜鉛メッキ処理です。亜鉛メッキは鉄の10～25倍の耐食性をもつと言われています。通常は機械的強度の差はほとんどないと言われています。

 

写真8-4バルコニーのルーバー
耐候性ある溶融亜鉛メッキを施す



屋根材や外壁等外部に鋼鈑を使用する場合は、製品の選択には細心の注意を払うことが必要です。アルミ・亜鉛合金メッキ鋼鈑（ガルバリウム鋼鈑）を原板とし、耐候性塗料のフッ素樹脂塗装を施したものは、非常に耐久性に優れた材料です。また、最近は熱反射に優れた皮膜をつくり、高い遮熱性能を持つ製品も出てきています。（図8-17）

 

図8-17太陽熱反射型耐候性鋼鈑