更新日:2021年7月29日
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令和2年度鹿児島県食品衛生監視指導計画に基づき実施した監視指導等の結果については,以下のとおりです。
県内全域(鹿児島市を除く)
令和2年4月1日から令和3年3月31日まで
食品関係営業施設に対し,過去の食中毒等の発生履歴,食品の危害発生頻度や流通の広域性,施設規模や衛生管理状況,地域特殊性等から年間に立ち入る回数をAからEの5つの監視区分に分けて,12,868件の立入検査を実施しました。
監視区分 |
立入回数 |
対象とする業態または施設 |
監視指導 計画数 |
監視指導 実施数 |
A |
2回以上/年 |
燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会に係る宿泊施設及び弁当調製施設(※1) 前年度(令和元年度)に発生した食中毒の原因となった施設 前年度(令和元年度)に違反食品等の製造を行った施設 生食用食肉取扱施設(食鳥処理場に付随する施設) |
746 |
624 |
B |
1回以上/年 |
大規模の飲食店,給食施設 前年度(令和元年度)に食品等の自主回収報告を実施した施設 前年度(令和元年度)に食品に係る苦情等があり,指導を実施した施設 生食用牛肉を取扱う施設 対EU・対米輸出水産食品取扱認定施設 総合衛生管理製造課程承認施設 |
118 |
204 |
C |
1回以上/2年 |
工場形態で広域的に流通する食品の製造施設 給食施設(病院) 専門的に生食用食鳥肉を取り扱う施設 |
395 |
777 |
D |
1回以上/3年 |
A,B,C,E区分に該当しない営業許可施設 A,B,C区分に該当しない給食施設 |
7,950 |
9,743 |
E |
1回以上/5年 |
仮設,移動営業施設 自動販売機 行商 調理を行わない飲食店営業 A,B,C,D区分に該当しない不要許可施設 |
1,520 |
1,521 |
計 |
10,729 |
12,869 |
(※1)燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会は,令和5年度(2023年)に延期
食品事業者等の資質向上を図るため,講習会等を開催しました。
実施開催 |
294回 |
受講者数 |
5,926名 |
食品の収去検査(規格基準等の検査)を1,302検体,また,指導検査(施設の衛生状態を把握するための検査等)を1,606検体実施しました。
なお,違反事例については保健所による改善指導を行い,改善が図られました。
検査項目(食品分類) |
検体数 |
違反検体数 |
|
収去検査 |
魚介類 |
177 |
|
冷凍食品 |
39 |
|
|
魚介類加工品 |
220 |
1 |
|
肉卵類加工品 |
241 |
|
|
乳・乳製品 |
45 |
|
|
アイスクリーム類・氷菓 |
42 |
1 |
|
穀類加工品 |
13 |
||
野菜・果物加工品 |
311 |
|
|
菓子類 |
1 |
|
|
清涼飲料水 |
139 |
|
|
缶詰・瓶詰め食品 |
1 |
|
|
その他食品 |
73 |
|
|
指導検査(アレルギー検査を含む) |
1,606 |
|
|
計 |
2,908 |
2 |
県の検査機関(食品衛生監視機動班設置保健所,環境保健センター及び食肉衛生検査所)で検査した結果,規格基準に違反していた検体の数。
保健所で実施した立入検査及び収去検査,また他の自治体等からの通報により発見した違反事例は6件あり,保健所による回収命令や始末書の処分等を行いました。
違反内容 |
違反数(※2) |
規格基準違反 |
4 |
食品表示法違反 |
1 |
異物混入 |
1 |
(※2)立入検査や収去検査又は他の自治体等で発見された件数
令和2年度には鹿児島県内(鹿児島市を除く)で8件の食中毒が発生し,患者数は14人でした。
また,食中毒の発生しやすい時期(6月15日から10月14日)において,食中毒の多発が予想される場合に食中毒注意報を発令し,県民及び食品関係営業者に対して食品取扱上の注意を呼びかけました。
発令回数:1回(令和2年8月18日午前10時)
令和2年度鹿児島県食品衛生監視指導計画(PDF:374KB)
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