更新日:2025年8月13日
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7月8日,薩摩川内市東郷公民館及び現地ブドウほ場にて,県園振協主催の落葉果樹生産技術研修会(ブドウ・ナシ)が開催され,鹿児島,南薩,姶良,肝属地区等の生産者24人と関係機関・農大関係者31人の合計55人が参加しました。近年の高温推移によるブドウの着色課題に対し,登録拡大となったアブサップ液剤の赤系クイーンニーナでの着色促進効果について,果樹部より情報提供があり,意見交換等を行いました。川薩支部においても実証ほを設置し,効果確認を行います。
7月8日,ごぼう部会川内支部反省会,総会が生産者,市場,関係機関の計26人が参加のもと,北さつま農協川内総合支所で開催されました。反省会では「連作障害対策の優良事例紹介」や「実証ほ実績(播種後鎮圧の有無,品種比較試験)」について説明し,技術の周知を図りました。
管内の茶生産法人にて,茶業学科2年生の農家留学研修が6月13日から始まりました。学生は,浅蒸し高級茶産地である川薩地域の栽培製造方法に加え,キンカンを組みあわせた複合農業を学び,7月10日の終了式では,受入農家の方に大変感謝していました。学生の研修態度はまじめで,仕事の進捗の報告・連絡・相談などの意思疎通がスムーズであり,作業の段取りの理解も早く,技術を着実に学んでいました。農政普及課は今後も農大生の農家留学を含めた新規就農者育成を支援していきます。
7月11日,川薩地域において,就農した新規就農者5人を対象に「ニューファーマー営農塾」開講式を開催しました。営農塾の概要説明をはじめ,農業青年プロジェクトの紹介や川薩地区指導農業士会,経営者クラブ川薩支部など支援組織の紹介,JA北さつまや農業共済組合による農業制度資金や収入保険等の情報提供,各部門別の研修計画打合せを行い,地域への定着を支援しました。今後とも,農政普及課では新規就農者の定着支援を図っていきます。
7月16日,肉用牛経営に就農した青年を対象に「ニューファーマー営農塾畜産部門」を薩摩川内市中村町で開催しました。新規就農者8人,指導農業士4人,関係機関などを合わせて22人が参加し,新規就農者の飼養管理や暖地型牧草の栽培について現地で検討しました。指導農業士からは自給飼料を確保する重要性についての助言があり,活発な意見交換が行われました。農政普及課では,今後も関係者と連携し,将来の地域畜産を担う新規就農者の技術力向上に取り組んでいきます。
薩摩川内市ほおずき部会(14戸)は,毎年恒例の「ほおずき市」を7月の週末(12,13,19,20,26,27日)に市内3か所の物産館で開催しました。2月上旬から3月上旬に定植したほおずきは順調に生育したものの,6・7月の高温により着色が遅れ,例年より1週間遅れの開催となりました。3か所の物産館とも,ほおずきを買い求める多くのお客さんで賑わいました。「ほおずき市」は薩摩川内市の夏の風物詩となっています。
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