更新日:2025年1月1日
ここから本文です。
1月8日,出水庁舎会議室で出水地域農村女性の会が総会と研修会を開催し,16人が出席しました。総会では新規会員2人の加入が報告されました。研修会では会員が「専業主婦から養鶏業を継承し,農福連携の先駆けとして規模拡大に取り組み,さらに農業委員なども務めている」という活動事例発表を行い,発表内容に参加者一同,感銘を受けていました。会では毎年,会員が事例発表を行っており,農政普及課でも女性農業者の活動を継続して支援します。
1月16日,出水庁舎でパソコン簿記決算研修会を開催し,農家10人を含む16人が参加しました。研修会では決算に向けた最終確認のチェックポイントや間違いやすい仕訳と処理方法のほか,自己資本比率等の経営分析や限界利益を基にした目標売上高の設定方法を紹介しました。当管内では,パソコン簿記に取り組む新規就農者が多く,対応する普及員数も多くなっていますが,若手普及員にとってはパソコン簿記の初歩から指導できる良い機会となっています。
1月23日,阿久根市農林業振興センターで園振協出水支部野菜部会果菜類・豆類部会で,令和6年の高温障害の状況と次年度の対策を協議しました。果菜類では着果不良や着色不良・小玉化,病害虫の発生の長期化,豆類では発芽不良や発芽後の立枯れ株,病害虫の多発,定植時期が遅くなると障害発生が少ない等の情報交換を行い,野菜の専門普及指導員から対策について助言がありました。今回の検討会を基に次年度対策を検討し,高温障害軽減に向け取り組んでいきます。
JA鹿児島いずみ赤土バレイショ部会では,令和6年度(令和7年産春作)から,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種「しまあかり」の普及を図るため,長島町を中心に展示ほを21ヶ所設置しています。「しまあかり」の普及は全県的な取組みですが,出水市駐在管内においても,春作においてこれまでの実証で収量性など現地適応性が確認できたことから,今回の展示ほ設置となりました。一方,早春作では出芽や収量性を引き続き確認しつつ,普及拡大に向けた取組を進めていきます。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください