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更新日:2019年12月18日

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知事と語ろう車座対話(霧島市)

「聞こう!語ろう!対話の県政」を目指し,全市町村をくまなく回り,県民の皆様の声に積極的に耳を傾け,新しい鹿児島をつくるため,「知事と語ろう車座対話」を11月24日(日曜日)に霧島市で開催し,地域の現状や将来などについて率直な意見交換を行いました。

霧島市会場

  • 日時令和元年11月24日(日曜日)15時15分~17時30分
  • 会場霧島市役所別館4階大会議室(霧島市国分中央3丁目45番1号)

主な意見・要望等

  • 酒造組合では,焼酎ストリートなどいろいろなイベントで鹿児島を活気づけて盛り上げていこうとしているが,ものづくりで働きたい人たちの充分な受け皿とはなっていないところがある。鹿児島には焼酎の他,歴史・伝統・文化とすごくいいものがあるので,県として伝統産業をいろいろな形でPR,バックアップしてほしい。
  • 県外から来たが,霧島市には特産品のお茶や黒酢・黒豚などいい物がたくさんあるのに,県外の人に知られていないのはもったいないと思う。霧島の食文化を広める活動をしているが,まだ地域の中でも広まっているとは言えない。もっと地元の人たちに活動に賛同してもらい,一緒になって取り組むにはどのようにすればいいか教えてほしい。
  • 子育て支援に関して,子どもたちのお世話をする児童クラブの支援員については,若い方の雇用が難しく人員が不足している状況である。若い方が幼稚園・保育園の先生になろうと思うのと同じように,学童保育の支援員になりたいと思ってもらえるような環境づくりを進めてほしい。
  • 鹿児島のお茶の生産量は静岡に次いで全国2位であるが,東京などの物産館や物産展に行くと「鹿児島にお茶があるの?」と言われる。知事には県のトップセールスマンとして,お茶を含めて鹿児島ブランドの農産物をどんどんPRしてほしい。
  • 今年の集中豪雨の際,天降川が増水し周辺集落の家屋で浸水被害が発生した。今後,台風や集中豪雨で大きな被害が出ないとも限らないので,天降川の治水対策をお願いしたい。
  • 3年後に行われる2022年度の鹿児島全国和牛能力共進会鹿児島大会について,会場の一つに霧島市の牧園が決まったが,大会中で20万人を超える来場者に対して,インフラ,交通網の整備が足りているのか全く検討がつかない状態である。20万人,30万人が来ることへの何らかの対策,周知など今後必要ではないかと感じている。
  • 林業について,以前は除伐,間伐の間引き作業や下刈りなど森林の保育作業を行っていたが,現在はスギやヒノキの人工林が利用期を迎えたことや流通も整備されてきたことから,全伐等の作業に移ってきている。霧島市でも伐採跡地が目立つようになっているが,これから植林をするとなると,労働不足の問題や費用の問題,植えたあとの管理,森林所有者の高齢化などさまざまな問題がある。森林を適正に管理して,森林の多面角的機能を維持するため更なる支援,施策ができないか検討してほしい。
  • 天降川の河川敷について,県の「みんなの水辺サポート推進事業」を利用して,草刈りなどボランティアに取り組んでいる。もっと河川敷がきれいになるようこの事業がもっと広まり,続いていくように事業のPRもお願いしたい。

霧島市会場の様子

各地域の自治公民館連絡協議会会長をはじめ,農業や観光,商工など各分野に携わっている方々のほか,酒造業や地元消防局の方など,様々な方々24名に御参加いただき,地域の現状や将来について率直な意見交換を行いました。

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知事コメント

参加者からは,商工や医療,福祉などの分野における担い手の確保,子育て支援,お茶等の県産農産物の全国へのPR,河川の治水対策,2022年開催の全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けたインフラ整備など,さまざまなご意見・ご要望を聞かせていただきました。
キーワードは「一緒に」です。
県民の皆さんと心を一つにし,子どもたちのために,元気な鹿児島を作るべく頑張ってまいります。

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