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更新日:2019年9月18日

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知事と語ろう車座対話(垂水市)

「聞こう!語ろう!対話の県政」を目指し,全市町村をくまなく回り,県民の皆様の声に積極的に耳を傾け,新しい鹿児島をつくるため,「知事と語ろう車座対話」を8月25日(日曜日)に垂水市で開催し,地域の現状や将来などについて率直な意見交換を行いました。

垂水市会場

  • 日時令和元年8月25日(日曜日)13時45分~16時00分
  • 会場垂水市市民会館大ホール(垂水市旭町61番地2)

主な意見・要望等

  • 鹿児島県に限ったことではないが,過疎地域で若手の後継者不足が非常に問題となっており,商工会青年部でもそれぞれの地区で運営ができないほど人手が足りなくなっていきている。商工業の発展に関わる若手の後継者をうまく育成することが喫緊の課題だと感じているが,県ではどのような対策等をしているのか伺いたい。
  • 垂水市の住民は学校の通学等を含めて,鹿児島市内への往来が多いが,バスの便も少なくフェリー料金も値上げされるなど,交通アクセスがとても不便である。桜島架橋の整備や交通アクセスの改善などについて,検討してほしい。
  • 近年,ビザ要件の緩和やLCC就航により東南アジアの旅行者が急増しているが,日本を訪れるイスラム圏の国はインドネシア人が多く,インドネシアの人たちは,イスラム教の占める割合が高くなっている。ムスリムの方々を迎え入れるための対応がまだ少ないと感じているので,観光立県鹿児島を実現するための施策として,イスラム教徒に対応したムスリムフレンドリー施設の整備を,どの県よりも早く多く対応してほしい。
  • 本城川の近くに住んでいるが,砂が堆積して川底がどんどん上がっている。垂水市は冠水する地帯が非常に多いので,本城川が決壊しないように河川改修の検討をお願いしたい。
  • 建設業全体の問題として,若年層の技術者不足の状況がある。建設業組合の青年部として,地元中学校を対象に建設業についての出先授業を行い,少しでも建設業に興味を持ってもらい,地元の業者に勤めてほしいと思い活動している。若年層の技術者不足について,県はどのような対策を検討しているのか伺いたい。
  • 現在,漁港整備事業で海潟漁港の整備を進めてもらっているが,漁協の施設付近のアスファルト等がけっこう剥がれており,トラックや活魚車等の走行に危険な所もあるので,補修工事もお願いしたい。
  • 鹿児島県は切り花の消費量が10年前には全国で1番だったが,最近は1戸当たりの消費量が下がっている。再び消費量を上位にしたいと思っているので,現在,大隅地域振興局といろいろ相談してイベントはやっているが,今後は県全体・農協・JAなどとも連携し,切り花のPRイベントなどもっと盛り上げてほしい。
  • 少子高齢化・人口減少は全国で問題となっているが,垂水市は本県の中で4番目に高い高齢化率となっている。そこで垂水市の健康長寿・子育て支援に係る取り組みとして「たるみず元気プロジェクト」という医学,歯学,薬学,栄養学,リハビリテーション医学など多職種が中心となったプロジェクトに取り組んでいる。今後,いろいろな観点から県の支援等が必要な機会が出てくると思うので,その際は協力をお願いしたい。

垂水市会場の様子

各地域の公民館主事をはじめ,農業や商工,観光など各分野に携わっている方々のほか,漁業協同組合や社会福祉協議会の方,古民家の宿を経営されている方など,様々な方々25名に御参加いただき,地域の現状や将来について率直な意見交換を行いました。

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視察の様子

車座対話の開催に併せて,道の駅たるみず(湯っ足り館)や牛根麓漁港,猿ヶ城渓谷森の駅たるみず等の視察も行いました。

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知事コメント

参加者からは,農業や商工,建設業の後継者不足に伴う担い手確保,東南アジア旅行者の増に伴うムスリムの方々の受入体制の整備,河川の寄洲除去,切り花の消費拡大など,さまざまなご意見・ご要望を聞かせていただきました。
大隅地域を含め鹿児島をもっともっと元気にできるよう,皆さんと一緒になって頑張ってまいります。

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