更新日:2023年7月18日
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西伊敷小学校では,今年度の3年生児童の学習テーマに「総合的な学習~大豆博士になろう~」を掲げており,農政普及課に大豆の栽培管理について指導依頼がありました。そこで,5月12日に先生方とは種前の準備や今後の栽培管理を打合せを行いました。今後は,7月上旬に大豆の定植,10月頃に枝豆の試食会,2月頃に収穫した大豆の豆腐づくりを計画しており,農政普及課も支援を続けていきます。
4月25日,鹿児島市喜入支所で鹿児島市といぶすき農協の担当者らに呼びかけて,サツマイモ基腐病対策の作業部会(出席者9人)を実施しました。令和4年度の取組を振り返った後,令和5年度の実証展示ほや推進事業の計画,栽培者等への周知について意見交換しました。また,室内検討会後は,参加者全員で現地の作付状況の確認を行いました。今年度も「持ち込まない」,「増やさない」,「残さない」の対策を呼びかけていきます。
5月21日,鹿児島市の都市農村交流センターお茶の里で,新茶祭りが開催されました。祭りでは,市茶業青年の会が中心となり,来場者に新茶を振る舞いました。使用したお茶は,茶業青年9名がそれぞれ自信のお茶を事前に持ち寄り,審査・配合を行いました。今年は,会員ごとに品種を指定するなど,これまで以上に品質にも力を注いだ。新茶の香りに包まれた会場は,多くの来場者が足を止め,その反応は青年達の自信につながったようでした。
5月15日,鹿児島市の「(株)なかぞの製茶」で,有機JAS認証を受けた茶葉(品種:べにふうき)で紅茶を製造しました。当日はカワサキ機工から,既存の製造機械を用いた品質の高い紅茶製造を学びました。当日製造された紅茶は,県内の茶商を通じてEU向けに輸出される計画になっています。管内では有機栽培に取り組む農家が増える中で,有機転換期間中(3か年)を含めた新たな販路の模索が課題となっており,今後も生産者の所得確保対策を支援していきます。
5月9日,鹿児島地区の農産物直売所や農家レストラン18組織が加入する「かごしま地産地消ネットワーク」の総会が開催されました。同組織では,出荷者の高齢化やコロナ感染拡大等の影響を受け,販売額がどこも減少しました。しかしながら,今年度は人の交流が徐々に増え始め,イベント開催もできることから,ネットワーク力を生かした品揃えやSNSの活用など,集客向上のための工夫を情報交換するなど,熱心に意見交換がなされました。
管内の軟弱野菜栽培では,夏期の立枯病の発生が課題となっている。そこで,5月10日に糖含有珪藻土を活用した土壌還元消毒の実証ほを,吉野地区に設置しました。管内には住宅街にあるハウスで軟弱野菜を栽培する生産者もいるため,くん蒸剤等の化学農薬を使用しない,糖含有珪藻土による土壌還元消毒は,安全で有効な土壌消毒法として期待されます。今後は,還元状態の確認や病害発生調査等を行い,糖含有珪藻土による土壌還元消毒の有効性を確認していきます。
4月25日,日置市駐在会議室で,今年度初のいちご専門部会が開催されました。本部会はさつま日置農協,日置市(支所含む),農政普及課のいちご担当職員で構成されます。3月の定期異動で1人を除いて担当職員が変更となり,これまでの取組内容や今後の活動内容等を検討しました。今後も毎月開催し,関係機関・団体の担当者と連携して,産地育成に励んでいきます。
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