農政普及課現地農業情報（令和5年10月）

鹿児島地区

 

畜産部門研修会で青年たちを指導！

10月5日，桜島で現在実施している放牧実証ほの現地検討会を開催し，JA鹿児島みらい畜産青年部員8人のほか，指導農業士，実証農家，関係機関を合わせて29人が参加しました。放牧は，飼料費の削減に大きく寄与する方法であり，参加者から多くの質問が出されるなど，参加者の関心も高いようでした。また，検討会後は，畜産青年部から要望が多かった，「子牛・繁殖雌牛の飼養管理」の研修を行いました。今後も農家のニーズに合わせた支援を継続していきます。

「10年後，荒れる農地がないように」話し合い活動すすむ

10月3日，地域計画先行策定モデル地区である喜入瀬々串地区で，「10年後，荒れる農地がないように，有効利用していくため」の検討会が開催されました。検討会には農家6人と関係者5人が集い，地域の担い手や地権者等の意向を反映した地図をもとに，集約できそうな畑の確認や農地の情報を交換しました。今回の結果をもとに，目標地図と地域計画(案)を策定し，関係者の意見を聴取するなど公告・縦覧に向けた準備に入ることとしており，農政普及課も活動を支援していきます。

かごしま国体で「まつもと茶」を全国にPR

市の茶業振興会は，かごしま国体の卓球会場の松元平野岡体育館で，競技期間中に当たる10月12日から16日までの5日間，選手をはじめ来場者に「まつもと茶」を振る舞いました。期間中は暖かい日が続いたことから，「まつもと茶」をまるごと楽しんでいただくために，初めて粉茶を準備し，冷茶として提供しました。期間中は多くの方に試飲していただいたが，簡便さも含めて粉茶を求める方が多かったです。振興会では，今後もPR活動を通じて新たな茶種に挑戦していきます。