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更新日:2020年7月31日

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種子島農業の動き(R2.4~R3.3)

R2.7

種子島のミカンコミバエ侵入防止の取組

7月2日に,ミカンコミバエが中種子町増田に設置したフェロモントラップで46年ぶりに発見されました。その後,南種子町や西之表市内でも同トラップによる誘殺が確認されています。初動対応で,テックス板や追加トラップの設置,寄主果実調査を実施し,定着防止に全力を尽くしているところです。今後も植物防疫所や病害虫防除所,管内の関係機関・団体と連携を図りながら,侵入防止の取組を継続していきます。

経営継続補助金を活用した経営改善支援

新型コロナウイルス感染症の影響を克服するため,「経営継続補助金」を活用した生産・販売方法の転換,感染拡大防止対策などの取組実施に向け,計画作成や申請手続きを支援しました。関係機関・団体と連携し周知を行った結果,農政普及課に約50件の相談があり,うち19件の農業者(茶7件,野菜7件,果樹3件,養豚1件,その他1件)が申請しました。引き続き,2次公募への対応,採択後の事業実施への支援等を通じて,農業者の経営改善を支援することとしています。

ドローンを利用した安納いも鱗翅目害虫の防除

種子島では,スマート農業を推進するため,関係機関・団体と連携してスマート農業機械・機器(ドローンによる農薬散布,収穫作業でのアシストスーツ活用)の実演・実証に取り組んでいます。7月21日,中種子町安納いもほ場で,ナカジロシタバ等の鱗翅目害虫防除のため,ドローンによる農薬散布を実施しました。当日はやや風が強くあったものの,高さ1~1.5m位置から散布して16aを9分で散布できました。現在,害虫被害の発生状況を追跡調査中で,経営試算も踏まえて導入の基礎データとしていきます。

 

R2.6

ドローンを利用した柑橘類害虫ゴマダラカミキリ成虫の防除

種子島では,スマート農業を推進するため,関係機関・団体と連携してスマート農業機械・機器の実演・実証に取り組んでいます。本年度は,ドローン利用の病害虫防除とアシストスーツの実証を計画しています。柑橘類ではゴマダラカミキリ成虫の発生ピークに併せ,6月10日に中種子町田島のタンカン園で防除実証を行い,農薬の付着状況,ゴマダラカミキリ成虫への防除効果,散布時間の調査を行いました。今後は,経費試算を行い導入を進める基礎データに活用していきます。

西之表市パッションフルーツ部会が設立され,K-GAP認証に取り組む

西之表市では,近年パッションフルーツの栽培面積が増えてきており,くみあい組合食品への出荷も始まっています。このためJA系統出荷の生産者の組織化を関係機関・団体で進めるとともに,生産者には生産工程管理を行うためにもK-GAP認証の取得を推進しています。本年産の出荷に併せ,組織設立とK-GAP認証申請を進めてきた結果,6月15日に「西之表市パッションフルーツ部会」が設立され,かごしまの農林水産物認証団体に新規に認証されました。

茶栽培農家におけるコロナ対策事業の推進

6月11~12日にかけて,JA及び各市町と連携し,種子島の茶生産者を対象とした高収益作物次期作支援交付金説明会を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止を図るため,西之表市は6月11日,中種子町および南種子町は6月12日に分けての説明会を実施しています。また,農政普及課ではその他のコロナ対策事業についての活用についての情報提供等も行うなど,経営が厳しい茶生産者の経営支援を進めているところです。今後も関係機関・団体で連携しながら,茶生産者への経営支援を推進します。

 

R2.5

担い手育成支援に向け,関係機関・団体と検討を実施

5月18日~21日にかけて,JA及び各市町の担い手担当者と,担い手育成支援に向けた検討を行iいました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため,JA・各市町ごとに検討の場を設けて実施することとなりましたが,支援対象者の情報共有や課題等を掘り下げて検討する機会となりました。今後は,各市町に設置された担い手育成プロジェクトチームを核に,関係機関・団体で連携し,担い手農家への技術・経営支援を強化することにしています。

令和元年産の種子島産ブロッコリー出荷終了

令和元年産種子島産ブロッコリーの出荷販売が5月に終了しました。今期は,栽培面積78ha(前年比152%)生産量532t(同比142%),販売額199百万円(同比129%)と前年を大きく上回っています。ブロッコリーは,さつまいもの後作利用が可能で栽培が容易なことから,近年生産拡大しており,農政普及課は,冬期の温暖な気象条件を生かした新作型(春どり)導入で生産者の規模拡大,出荷の分散化及び継続出荷で産地拡大等を支援していく予定です。

スマートフォンで農業をもっと便利に!!

園振協熊毛支部花き技術部会では,生産者が簡単にスマートフォンから「栽培技術資料」等を閲覧できるシステムを構築中です。各種「栽培基準」や「病害虫防除資料」等,必要な資料がいつでも利用でき利便性が飛躍的に向上することが期待されます。また,スマートフォンを持っていない生産者のために,これまでの紙ベース資料配布と併せて活用予定です。このシステムは,JA・行政が一体となって取り組んでおり,6月からの本格稼働を目指しています。

 

R2.4

種子島マンゴー生産安定のための大島地域無加温栽培の視察・研修を実施

種子島のマンゴー(加温ハウス)は,秋季の高温等で発蕾不良や遅延が発生してきています。近年の気候変動の影響に対応していくために,大島地域が取り組んでいる無加温栽培の管理技術の視察・研修を3月12日に行いました。農業開発総合センター大島支場への今回の視察・研修は,生産者自らが危機感をもって提案したことが発端で,経費削減の新たな取り組みを進めていくきっかけとなりました。今後も生産者とともに,マンゴーの生産安定対策に取り組んでいきます。

種子島のさとうきび収穫が終了

12月10日から始まった令和1-2年期のさとうきび原料搬入が4月20日に終了しました。今期の生育は台風被害がなく順調であったことから,原料処理量が129,393t(前期比113%),単収が6,107kg/10a(前期比116%)と過去最低の生産量となった前期を上回りましが,直近10年間では4番目の単収にとどまりました。本年度は新品種「はるのおうぎ」の大規模圧搾試験も予定されおり,農政普及課では生産者と関係機関・団体が一体となり面積拡大及び生産量増大に取り組んでいきます。

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