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更新日:2023年12月6日

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屋久島農業の動き(R5.4~R5.10)

R5.10

第72回鹿児島県畜産共進会に屋久島牛が出品

9月30日,姶良中央家畜市場において第72回熊毛地区畜産共進会が開催されました。第1区に屋久島町満園武男さんの「まおな号」が熊毛地区代表として出品され,屋久島町としては4年ぶりの出品となりました。審査の結果優秀賞となりましたが,県内のレベルの高い出品牛の育成方法や血統の重要性など大いに刺激をうけることができました。今後も,県共進会で他産地との差をしっかりと認識し,発育がよく種牛性が高い屋久島牛を目指し育成指導を続けていきます。

畜産共進会

屋久島町茶業振興会で秋整枝検討会を実施

10月13日,秋の茶園管理研修会を開催し,茶生産者ら20人が参加しました。茶園管理研修会は始めに,室内研修で秋整枝の基本技術と再萌芽対策について説明した後,現地研修を実施しました。現地研修では,慣行園,更新園,有機栽培園での秋整枝についてそれぞれ検討しました。これまでの摘採回数,摘採時期などの管理状況や秋整枝の深さ等について生産者からの意見や質問が出され,活発な会となりました。今後も,技術支援を継続し,茶生産者の経営に貢献していきます。

秋整枝検討会

R5.9

第54回熊毛地区畜産共進会で屋久島牛が好成績

9月6日,種子島中央家畜市場において第54回熊毛地区畜産共進会が開催されました。第1区18頭,第2区14頭の出品があり,屋久島からは第1区に満園武男さんの「まおな号」が出品されました。審査の結果,まおな号は発育の良好さや母牛としての資質が評価され,第1区の三席となり,9月30日に開催の県畜産共進会へ出品が決定しました。農林普及課では今後も,県共進会へ向けた育成指導を続けるとともに,審査結果を参考に屋久島における育成方法の波及を行っていきます。

畜産共進会1

畜産共進会2

講座制研修が6年ぶりに地元開催!

9月6日~7日にかけて,屋久島事務所で講座制研修が開催されました。屋久島での開催は6年ぶりで,果樹の新規就農者6名が出席しました。1日目は,当課課長から農業情勢やリーダー論,指導農業士から先輩農業者講話,農業開発センター普及情報課主任専門指導員からプロジェクト活動について講演がありました。2日目は同センター経営担当専門指導員から営農と生活設計,経営戦略書作成,ICT活用などを実践形式で学びました。参加者は熱心に講師の話に耳を傾け,質疑応答にも積極的でした。

講座制研修

R5年産パッションフルーツは過去最高に迫る

9月12日,JA屋久島パッションフルーツ部会の出荷反省会がJA選果場で行われ,役員や関係者など12名が出席しました。R5年産実績として,販売数量17.6t(前年比255%),販売金額17,355千円(同266%)と昨年を大きく上回る実績となりました。これは,部会発足当時の販売数量21tに迫る実績です。要因としては,実止まりの良いルビースターへの品種転換や,開花時期の日照が十分で,新規就農者2名の単収向上が図られたことも好影響となりました。今後も安定生産に向けた支援を随時行っていきます。

若手女性農業者交流会(Web会議)を開催

9月12日,若手女性農業者交流会が屋久島事務所において,Web形式で行われました。屋久島の女性農業者5人と鹿児島市の女性農業経営士2人が参加しました。鹿児島市2人の事例発表の後,意見交換も実施しました。設定した90分はあっという間に経過しました。会話にも熱が入り,お互いの想いを伝え合っていました。この取組は,島外の事例を,屋久島地区の若手女性農業者の農業経営の参考にしていただくことを目的に,初めて実施しました。今後も女性農業者が,持続的に農業経営できるよう支援していきます。

5人の新規就農者を励ましの会で激励!

8月30日,令和5年度新規就農者励ましの会を,屋久島町営農支援センターで開催しました。今年度は,5人の新規就農者を迎えることができました。5人の新規就農者を迎えることは,平成25年度以降,10か年での中で一番多い年となりました。会には,新規就農者をはじめ,指導農業士,女性農業経営士,農業青年クラブの各代表者,町,JA等,計23人が出席し,新規就農者らを激励しました。新規就農者からは,「古い木を植え替えたり,品種を変えたりして頑張っていきたい」と抱負が語られました。

励ましの会

R5.8

屋久島町令和5年度畜産共進会の開催

8月4日,町営旭牧場において第6回屋久島町畜産共進会が開催されました。島内から発育良好な12頭の牛が出品され,審査の結果,岩川拓雄さん(第二区)の「みなみふく1」号がグランドチャンピオンに選ばれました。また9月6日に種子島中央家畜市場で開催される熊毛郡畜産共進会に出品される4頭も併せて決定されました。共進会は,将来母牛となる育成牛の審査であり,今後も審査結果を参考に産肉能力や商品性の高い血統構成を中心に自家保留・育成を行うよう指導していきます。

畜産共進会

畜産共進会

イオン鹿児島店で屋久島茶の販売

8月19日,屋久島町茶業振興会がイオン鹿児島店において,茶業振興会会員6社から集めた煎茶,紅茶,かま炒り茶などを販売しました。販売は,生産者1人と屋久島事務所の普及職員1人で対応しました。購入者からは「屋久島がお茶の産地であることを初めて知った。」「水出し茶がこんなに美味しいことに驚いた。」など好評でした。300人ほどに屋久島茶を試飲してもらうことができ,屋久島茶の普及に繋がりました。今後も,屋久島茶の販売拡大に貢献していきます。

イオン鹿児島店

R5.7

たんかんの摘果研修会で新たな指標を普及

7月5~7日にかけて,屋久島島内5か所でたんかんの摘果研修会を開催し,生産者40名が参加しました。研修会では,令和5年度地域振興推進事業で作成した「屋久島たんかんの摘果マニュアル」を元に,摘果の実際や重点作業について説明しました。また,たんかんの新たな摘果指標として「最終着果量18果/㎥」のモデル樹を設置し,生産者と着果数の目合わせができました。生産者からは「1本の樹に思った以上に着果していることが分かった。」などの意見が聞かれました。今後もたんかんの隔年結果対策として継続した支援を行います。

たんかんの摘果研修会

屋久島のパッションフルーツをPR

7月8日,鹿児島市与次郎のおいどん市場において,屋久島のパッションフルーツ販売促進活動を行いました。JA種子屋久をはじめ,屋久島町,経済連,くみあい食品,屋久島事務所など,関係者8名で対応しました。当日は,贈答用箱や個装パックの他,かき氷も販売しました。購入者からは「パッションフルーツの香りと爽やかな酸味が好き」「夏にピッタリの果物で,家族にも食べさせたい」など好評でした。1日のみの開催でそたが,延べ300名以上が訪れ,個装パックやかき氷がよく売れました。

パッションフルーツをPR

販路拡大セミナーでスキルアップ

7月26日屋久島環境文化村センターにおいて販路拡大セミナーが開催されました。参加者は全部で9名,うち農業者は2名でした。前半は商談の基本について講義が行われ,後半は,講師(有名デパートバイヤー歴10年)を相手に,模擬商談が実施されました。果樹農家は実際の商品を持ち出し,具体的な商談を実施し,講師から,値段設定の駆け引きや在庫管理まで,実践さながらの商談と解説が行われました。参加者からは,「バイヤーとの駆け引き等,体験でき,勉強になった」との声が聞かれました。

 

R5.6

サツマイモ基腐病対策研修会開催

6月14日,営農支援センターにて,第1回サツマイモ基腐病対策研修会を開催しました。三岳酒造のサツマイモ生産者を対象にサツマイモ基腐病について令和4年度の実績・令和5年度の取組について検討を行いました。特に,6月7日にサツマイモ基腐病への登録が拡大した「フロンサイドSC」についての使用ポイントを説明したところ,参加した生産者も興味津々の様子でした。県内でも基腐病の発生が各所で確認されつつあるため,改めて「3ない運動」を推進していきます。

 

JAぽんかん・たんかんの摘果講習会が開催される

6月20日~26日にかけて,島内11カ所でぽんかん・たんかんの摘果講習会が開催されました。農林普及課からは,気象情報や生育状況,摘果方法などぽんかん・たんかんにかかる情報提供を行いました。また,現地ほ場の講習ではJAや屋久島町,農林普及課の技術員が摘果の方法と見本樹を生産者に示し,併せて病害虫対策の指導も行いました。今後は「屋久島のたんかんの摘果マニュアル」をたんかん生産者約400戸に配布し,隔年結果防止対策の徹底を促します。

R5.5

わい性ネピア,粗飼料実証ほの設置

稼ぐ力の高い屋久島の肉用牛繁殖経営を目指し,課題となる粗飼料自給率の向上を図るため,数カ所の粗飼料実証ほを設置しました。放牧を含む屋久島型の生産体系に合わせたわい性ネピアグラスの実証ほでは,ほ場に散布した茎から順調に発芽し,周囲の雑草より生育速度が速く優位に生育しています。今年度は他にバレイショ跡地を活用した夏作,子牛用粗飼料生産,水田跡地の利用など目的に応じた実証ほにより地域に適した粗飼料生産の可能性を探っていきます。

矮性ネピア

令和4年度野菜実績/令和5年度計画検討会

令和5年4月26日に,JA種子屋久野菜部会にて令和4年度の実績と令和5年度の計画について検討会を開催しました。
令和4年度は馬鈴薯では生育不良や疫病の発生により単収が悪かったものの,価格は安定していました。実えんどうでは病害虫が多発し単収が悪かったです。
令和5年度は馬鈴薯・実えんどうのどちらも生産者数は減少に伴って作付面積も減少する予定となっています。令和4年度から引き続き,抗シストセンチュウ品種やドローンによる防除の検討を実施していきます。

二番茶の紅茶生産の取組

稼げる夏茶生産対策として,一部の農家では荒茶製造ラインを活用した紅茶製造を行っています。初めての取組ですが,良質な紅茶が製造できており,県鹿児島茶市場の平均入札価格は1,100円を超えています。また,熱風温度は緑茶製造より低めに設定するため,製造コスト削減に繋がっています。農家も二番茶における紅茶の製造に手応えを感じています。今後も農林普及課では,関係機関・団体とも連携し,所得向上に向けた支援を強化していきます。

R5.4

R4年産屋久島たんかん実績は堅調

令和4年産のJA屋久島たんかんは,数量335t(前年比90%),販売金額135,697千円(同96%),平均糖度10.7(前年度より0.7低い)という結果でした。資材や燃油高騰,コロナ禍という状況下においても,堅実な販売を見せました。台風や病害虫による影響があったものの,着色が進み,腐敗果も少なかったです。一方,隔年結果が課題であり,農林普及課では産地一体となって,課題解決に向け,摘果方法の改善等図っていきます。

たんかん

R5年産一番茶は厳しい相場で生産スタート

屋久島の一番茶は昨年より4日早い3月30日にスタートしました。県鹿児島茶市場における,屋久島茶の実績は,出回り量対比で昨年より1,200円/kg安い平均単価2,067円kg(4月20日累計)と厳しい状況です。相場の厳しい状況から,二番茶を紅茶の生産にするか検討している農家もいます。今後も農林普及課では所得向上に向けて,関係機関・団体とも連携し,栽培・加工コストの削減,相対取引などの販路拡大等の支援を強化していきます。

一番茶

屋久島子牛市況について

熊毛郡の子牛セリが4月9~10日に種子島中央家畜市場で開催されました。郡全体で658頭売却され,平均価格は568千円と前回開催の2月より30千円高となりました。このうち,屋久島はめす22頭,去勢31頭,計53頭が売却され,平均価格では郡平均よりめすが76千円高,去勢が41千円高の平均629千円となりました。体重も全体平均より11kg大きかったです。今後も商品性の高い子牛生産へ向け,子牛生産マニュアルに沿った個別指導を関係機関一体で実施していきます。

 

 

 

 

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