更新日:2024年1月31日

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あかぐえ山麓だよりR5.No.10

赤崩山も冬から春へ

県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。1月に入り,雪の降るような寒い日もありましたが,少しずつ春の足音も感じられるようになってきました。

雪と氷柱(つらら)

雪つらら

1月23日は,雪が降りました。鹿児島市の中心部は積雪がほぼなかったようですが,センターは標高380メートルの高台にあるため,16センチを超える雪が積もりました。長くて太い氷柱(つらら)も見ることができました。氷柱は,屋根に積もっている雪が溶け出し,その水が軒先から滴となって落ちるときに冷たい空気に触れて凍ったものです。氷柱は次の日にはなくなっていましたが,雪は日の当たらない場所では5日間くらい残っていましたよ。

梅

ぽつりぽつりと咲き始めたと思ったら,1月中旬の暖かさで一気に開花が進みました。淡紅色で,はかなくも美しい姿です。そばに寄ると,馥郁(ふくいく)たる香りが立ちこめ,メジロもたくさん訪れています。

梅は,バラ科サクラ属の落葉高木です。センターでは毎年1~3月頃に花を咲かせます。2月17日(土曜日)からは施設開放事業の「春の散歩道開放~さくらの園・梅園~」も計画されています。是非,センターに訪れて美しい梅の姿をお楽しみください。

椿

椿

椿も咲き始めました。何層にもなった花びらの重なりが実に美しく,気品のある姿です。

椿の語源には諸説あるようですが,葉につやがあるので「津葉木」とする説や,葉が厚いので「厚葉木(アツバキ)」と書いて,語頭の「ア」の読みが略されたとする説などがあるそうです。

センターには,様々な種類の椿があり,例年4月頃まで美しい花を楽しめます。「春の散歩道開放」の際には,「つばきの園」も訪れてみてください。

フキノトウ

ふきのとう

柔らかい新緑につつまれたフキノトウを見つけました。春を待つようにそっとくるまれています。

フキは,キク科フキ属の多年草です。早春の花茎(かけい)をフキノトウというのだそうです。

この姿が見られるようになると春が近いという感じがしますね。

寒い日もありますが,少しずつ春の訪れを感じられる赤崩山の麓です。

 

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