あかぐえ山麓だよりR5.No.4

赤崩山（あかぐえやま）の麓もすっかり夏です

県立青少年研修センターは，赤崩山の麓にあります。7月になり，本格的な夏のスタートです。

夏空

真っ青な空。夏色の空です。夏の足音が聞こえてくるようです。気温も高くなり，この日の最高気温は34度。これから本格的な夏が，赤崩山の麓にもやってきます。

 

セミの抜け殻

ミンミン，ジージーと，セミの鳴く声で賑わっているセンターです。この日は，セミの抜け殻を見付けました。セミの羽化は，蒸し暑い日が続いた後の雨が降っていない日に行われるそうです。土から出てきた幼虫は高いところに上って羽化を始めます。2～3時間かけて羽化を行いますが，その後，羽根が固くなって飛び立つのにそれからまだ数時間かかります。飛び立った後は，成虫としての生活が始まります。

羽化に失敗するセミもいるようですが，この殻の持ち主は，うまく脱皮できたようです。夏の間，元気のいい鳴き声を聞かせてくれそうです。

オニユリ

センターのあちこちには，オニユリの花が咲いています。花が咲く時期は，7月から8月で，花弁はオレンジ色，濃い褐色で暗い紫色の斑点があります。根は，ユリ根として，食用にもなるそうです。

ツバメが巣立ちました

【6月のツバメの巣】

【現在のツバメの巣】

6月の赤崩山麓だよりでお伝えしていた，ツバメの赤ちゃんが巣立ちました。

巣の近くには，なんだかちょっと飛び方がたどたどしい数羽が。それから数日すると姿が見えなくなりました。ツバメは，9月頃になると海を越えて遠くの南の国へ渡ります。たくさん食べて体力をつけて，無事に南の国へ行ってくれるといいです。そしてまた，センターに戻ってきてくれるといいですね。