更新日:2022年2月13日

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喜界島の隆起サンゴ礁上植物群落

国指定天然記念物

arakikaigan

指定年月日

平成26年3月18日

所在地

大島郡喜界町大字中里,大字荒木字アダン山

概要

界島は奄美大島の東にある南北12.5km,東西5.5kmの楕円形の島で,地形は平らで琉球石灰岩の段丘により構成されています。島の周囲はサンゴ礁にかこまれて,北限域にあたる隆起サンゴ礁が広がっています。
象地域は喜界島の南西部にある荒木海岸です。喜界島では海岸線から標高約20mの台地までの間に広い隆起サンゴ礁の段丘が形成されています。海岸の飛沫帯から標高約5mまでに,点々と植物が分布する群落から矮性低木群落などの隆起サンゴ礁上植物群落が見られます。それ以上の高さでは風衝低木林となり,台地付近には沿岸地の樹林が残されており,連続的な植生の帯状分布が良好に見られます。
象地域は,隆起サンゴ礁の北限域にありながら,海岸植生から沿岸地樹林まで連続して残されており,面積も広く多様性の高い植物群落として貴重な地域です。

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 鹿児島県立博物館

※当ページは鹿児島県の天然記念物の概要を紹介しているもので,当館は天然記念物の現状等について把握しておりません。天然記念物についてのお問い合わせは,それぞれの所有者または管理者までお願いいたします。

〒892-0853
鹿児島市城山町1-1
FAX:099-223-6080
e-mail:kahaku1@pref.kagoshima.lg.jp

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