更新日：2024年3月1日
ここから本文です。
平成18年の鹿児島県の鉱工業指数の年平均（原指数）は，生産指数が97.8で前年比2.3％と2年ぶりの上昇となった。（表1）
また，出荷指数は98.9で前年比3.6％,在庫指数は106.4で同8.5％と上昇した。
年間の動きを四半期別の前期比（季節調整済指数）にみると，生産指数では（表2）1月～3月期は▲2.3％，4月～6月期▲2.4％と低下し，7月期～9月期は3.1％，10月期～12月期3.8％と年後半は上昇した。出荷指数では（表4）1月～3月期は0.8％と上昇し，4月～6月期に▲0.3％と低下したものの，7月期～9月期2.0％，10月期～12月期2.0％と年後半は上昇した。在庫指数では（表6）1月～3月期は1.7％，4月～6月期2.3％，7月期～9月期2.9％，10月期～12月期0.1％と1年を通して上昇した。|
生産 |
出荷 |
在庫 |
|||||||
|
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
|
|
平成14年 |
96.0
(10.9)
|
95.0
(▲1.3)
|
92.0
(▲1.3)
|
98.3
(9.2)
|
97.4
(0.2)
|
93.5
(▲0.2)
|
91.1
(▲11.6)
|
92.7
(▲11.6)
|
90.4
(▲8.0)
|
|
15年 |
97.5
(1.6)
|
99.9
(5.2)
|
95.0
(3.3)
|
99.1
(0.8)
|
103.1
(5.9)
|
97.2
(4.0)
|
93.1
(2.2)
|
90.2
(▲2.7)
|
88.2
(▲2.4)
|
|
16年 |
106.6
(9.3)
|
105.4
(5.5)
|
100.2
(5.5)
|
106.3
(7.3)
|
108.4
(5.1)
|
102.4
(5.3)
|
95.2
(2.3)
|
88.6
(▲1.8)
|
87.9
(▲0.3)
|
|
17年 |
95.6
(▲10.3)
|
103.6
(▲1.7)
|
101.3
(1.1)
|
95.5
(▲10.2)
|
105.8
(▲2.4)
|
103.9
(1.5)
|
98.1
(3.0)
|
89.7
(1.2)
|
92.6
(5.3)
|
|
18年 |
97.8
(2.3)
|
109.1
(5.3)
|
106.2
(4.8)
|
98.9
(3.6)
|
110.9
(4.8)
|
109.4
(5.3)
|
106.4
(8.5)
|
92.1
(2.7)
|
96.5
(4.2)
|
注：下段（）内は前年比（％）
平成18年の生産指数（原指数）は97.8で，前年比2.3％と上昇した（表3）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表2），第1四半期は97.0で前期比▲2.3％，第2四半期94.7で同▲2.4％と低下し，第3四半期は97.6で同3.1％，第4四半期101.3で同3.8％と年後半は上昇した。
業種別の動向を前年比でみると（表3），前年より上昇した業種は，電子部品・デバイス工業（16.3％），電気機械工業(9.9％）など15業種中7業種となっている。
一方，低下した業種は，輸送機械工業（▲31.3％），一般機械工業（▲15.9％）など8業種となっている。
平成18年の出荷指数（原指数）は98.9で，前年比3.6％と上昇した（表5）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表4），第1四半期は97.6で前期比0.8％と上昇し，第2四半期に97.3で同▲0.3％と低下したものの，第3四半期99.2で同2.0％，第4四半期101.2で同2.0％と年後半は上昇した。
業種別の動向を前年比でみると（表5），前年より上昇した業種は，電子部品・デバイス工業（14.4％），金属製品工業(11.7％）など15業種中7業種となっている。
一方，低下した業種は，その他工業（▲21.0％），繊維工業（▲18.1％）など8業種となっている。平成18年の在庫指数（原指数）は106.4で，前年比8.5％と上昇した（表7）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表6），第1四半期は103で前期比1.7％，第2四半期105.4で同2.3％，第3四半期108.5で同2.9％，第4四半期108.6で同0.1％と1年を通して上昇した。
業種別の動向を前年比でみると（表7），前年より上昇した業種は，電子部品・デバイス工業（29.1％），食料品・たばこ工業(18.8％）など14業種中5業種となっている。
一方，低下した業種は，一般機械工業（▲41.0％），その他工業（▲36.7％）など9業種となっている。
|
寄与度
順位
|
業種名 |
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
電子部品・デバイス工業
電気機械工業
窯業・土石製品工業
金属製品工業
鉱業
パルプ・紙・紙加工品工業
鉄鋼・非鉄金属工業
その他工業
プラスチック製品工業
木材・木製品工業
化学工業
繊維工業
輸送機械工業
一般機械工業
食料品・たばこ工業
|
2.3
4.46
0.80
0.64
0.23
0.05
0.02
0.01
-0.05
-0.06
-0.07
-0.10
-0.23
-0.29
-0.86
-2.26
|
2.3
16.33
9.92
5.69
7.17
7.77
1.17
1.27
-13.86
-8.45
-4.63
-14.16
-15.72
-31.28
-15.92
-6.26
|
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
電子部品・デバイス工業
電気機械工業
金属製品工業
窯業・土石製品工業
パルプ・紙・紙加工品工業
鉱業
鉄鋼・非鉄金属製品工業
輸送機械工業
木材・木製品工業
その他工業
プラスチック製品工業
化学工業
繊維工業
一般機械工業
食料品・たばこ工業
|
3.6
3.05
1.40
0.35
0.26
0.07
0.02
0.00
-0.02
-0.03
-0.03
-0.04
-0.11
-0.19
-0.55
-0.64
|
3.6
14.41
8.40
11.72
3.03
3.57
4.77
0.52
-4.12
-2.25
-21.00
-9.58
-11.59
-18.12
-15.27
-1.59
|
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
|
鉱工業総合
食料品・たばこ工業
窯業・土石製品工業
電子部品・デバイス工業
化学工業
プラスチック製品工業
その他工業
鉄鋼・非鉄金属工業
パルプ・紙・紙加工品工業
鉱業
木材・木製品工業
金属製品工業
繊維工業
電気機械工業
一般機械工業
|
8.5
9.17
2.12
1.49
0.18
0.11
-0.02
-0.08
-0.11
-0.17
-0.25
-0.44
-0.53
-0.65
-2.37
|
8.5
18.81
12.82
29.09
9.34
8.67
-36.68
-15.13
-1.84
-17.44
-7.30
-14.48
-13.88
-23.02
-41.02
|
生産指数（原指数）は103.5で前年比1.3％と2年ぶりの上昇となった。
四半期別の前期比（季節調整済指数）をみると，1～3月期は▲6.1％と低下し，4～6月期に4.1％と上昇したものの，7～9月期▲0.4％，10～12月期▲2.2％と年後半は低下した。
品目別にみると，金再生地金，金地金など4品目が上昇し，鉄鋼切断品は低下した。
生産指数（原指数）は125.5で前年比▲15.9％と3年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲36.3％4～6月期に56.9％と上昇，7～9月期▲45.6％と再び低下したが，10～12月期で34.2％と上昇した。
品目別にみると，個装・内装機械，特殊鋼切削工具など3品目が上昇し，半導体製造装置，プレス用金型など4品目が低下した。
生産指数（原指数）は139.6で前年比9.9％と3年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は4.2％，4～6月期6.6％，7～9月期0.8％と上昇し，10～12月期に▲1.4％と低下した。
品目別にみると点火栓，蛍光灯器具は上昇し，自動車用電球，一般用白熱灯器具は低下した。
生産指数（原指数）は114.7で前年比16.3％と上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は5.4％と上昇し，4～6月期に▲10.8％と低下したものの，7～9月期20.7％，10～12月期4.5％と年後半は上昇した。
品目別にみると，固定コンデンサ，アクティブ型液晶素子など8品目が上昇し，モス型半導体集積回路（記憶素子），パッシブ型液晶素子など4品目が低下した。生産指数（原指数）は71.4で前年比▲31.3％と低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は27.4％，4～6月期10.0％と上昇し，7～9月期▲10.6％，10～12月期▲2.4％と年後半は低下した。
品目別にみると，船舶，自動車車体ともに低下した。
生産指数（原指数）は70.6で前年比5.7％と上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は10.7％と上昇したが，4～6月期に▲4.0％と低下すると，7～9月期▲3.4％，10～12月期▲4.3％と3期連続で低下した。
品目別にみると，ファインセラミックス（機能材），砕石など6品目が上昇し，生コンクリート，炭化珪素など5品目が低下した。
生産指数（原指数）は95.8で前年比▲14.2％と4年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は0.5％，4～6月期1.9％と上昇したが，7～9月期は▲29.7％と低下，10～12月期に3.5％と再び上昇した。
品目別にみると，殺虫剤，くえん酸は上昇し，発酵エチルアルコール，配合肥料など3品目が低下した。
生産指数（原指数）は52.0で前年比▲8.5％と3年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲3.8％と低下し，4～6月期に0.0％，7～9月期▲1.3％，10～12月期▲3.3％と年後半は低下した。
品目別にみるとプラスチック製日用品・雑貨，プラスチック製フィルムが低下した。
生産指数（原指数）は103.5で前年比1.2％と4年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は4.0％と上昇し，4～6月期に▲3.0％と低下，7～9月期6.6％と再び上昇したが，10～12月期で▲6.6％と低下した。
生産指数（原指数）は40.2で前年比▲15.7％と6年連続で低下した。現行の基準で比較のできる平成9年以降，低下し続けている。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲6.6％，4～6月期▲3.8％と低下し，7～9月期は0.5％と上昇，10～12月期に▲12.4％と再び低下した。
品目別にみると，補整着，絹ねん糸は上昇し，織物製外衣，合成繊維紡績糸など7品目が低下した。
生産指数（原指数）は67.9で前年比▲4.6％と低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は0.1％，4～6月期1.0％と上昇し，7～9月期▲7.0％，10～12月期▲2.6％と年後半は低下した。
品目別にみると，木材チップ，構造用集成材は上昇し，製材品，プレハブ建築用木質系パネルなど4品目が低下した。生産指数（原指数）は94.4で前年比▲6.3％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲10.0％，4～6月期▲1.4％と低下し，7～9月期は1.0％，10～12月期5.2％と年後半は上昇した。
品目別にみると，和牛枝肉，ミネラルウォーターなど12品目が上昇し，焼酎，たばこなど18品目が低下した。生産指数（原指数）は80.8で前年比▲13.9％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲0.1％，4～6月期▲9.1％，7～9月期▲6.7％と低下し，10～12月期に15.2％と上昇した。
品目別にみるとマーキングペンが上昇し，革靴，キャビネットが低下した。
生産指数（原指数）は108.2で前年比7.8％と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲3.9％，4～6月期▲26.1％と低下し，7～9月期は51.0％，10～12月期19.1％と年後半は上昇した。
品目別にみると,金鉱は上昇し,銀鉱は低下した。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください