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更新日:2017年9月20日

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霧島錦江湾国立公園(錦江湾地域桜島地区)

指定面積 陸域7,352ha(平成24年3月16日現在)
含まれる市町村 鹿児島市,垂水市

公園区域など,詳しくは「日本の国立公園(環境省)」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

景観

桜島地区は,姶良カルデラの中央火口丘である桜島を中心とし,カルデラ壁の一部である吉野,早崎の岩壁を含む一帯が指定されています。
桜島は,鹿児島湾の北部に位置する火山で,北岳(1,117m),中岳(1,060m),南岳(1,040m)の主峰と引之平・湯之平・鍋山などの側火山からなる複合火山です。
これまで数多くの噴火を繰り返していますが,なかでも文明溶岩,安永溶岩,大正溶岩,昭和溶岩を流出させた噴火は大規模で,一部の集落を埋没させたほか,農地や山林に多大な火山被害をもたらしました。
特に大正3年の大噴火では,流出した溶岩により桜島の南西側にあった烏島は埋没し,また東側の瀬戸海峡は埋められ,それまで孤立した火山島であった桜島は,大隅半島と陸続きになりました。
このように,桜島ではそれぞれの年代の溶岩流を見ることができます。
鹿児島湾に浮かぶ秀麗かつ勇壮な容姿は,鹿児島のシンボルとなっています。

また,高隈山地の北端には,標高722mの高峠があり,錦江湾の優れた展望地となっています。

桜島(航空写真)

桜島

植物

桜島の海岸線にはアコウが多く,標高200m~400mではタブノキやアラカシ,スダジイ,ヤブツバキなどが多く,林内にヒサカキ,クロキ,ネズミモチなどの亜高木が混在しています。
標高300m~500mではヤシャブシやススキなどが生育していますが,700mを超えるとほとんどの植生が見られません。文明溶岩と安永溶岩の流れの上では,既に果樹の栽培や人工林が成立しており,大正溶岩や昭和溶岩上でも植物の侵入定着が起きています。
大正溶岩ではクロマツ-ヤシャブシ林,昭和溶岩ではイタドリ-ススキ群落が見られます。
また,吉野には国の天然記念物のキイレツチトリモチの自生地,高峠にはサタツツジの自生地があります。

桜島

桜島(溶岩上の植生)

動物

袴腰大正溶岩地先の海岸には,浅所でイシサンゴ類,水深10~20m域でウミトカサ類,それより深いところでムチヤギ類が生育しています。
また,岩礁地帯でナガサキスズメダイやクロホシイシモチの群れ,ゲンロクダイやシラコダイなどのチョウチョウウオ類も多く見ることができます。
沖小島の東海岸は,海底に巨礫が多く,サンゴイソギンチャクの群落が見られ,これと共生することで有名なクマノミが豊富に生息しています。
 

利用のワンポイント・アドバイス

「生きた火山の標本」と呼ばれる桜島は,溶岩景観に大きな特徴を見せています。
溶岩原の中を走る道路沿いからも様々な形態の溶岩を見ることができます。
島内には,約3kmの溶岩原を散策できる溶岩なぎさ遊歩道や,大正3年の大噴火で噴出した軽石や火山灰により埋没し,一番上の笠木だけが地表に現れている黒神埋没鳥居,桜島の自然や文化,噴火のメカニズムなどをパネルや映像などで分かりやすく展示・解説してある桜島ビジターセンターなどがあります。
また,湯之平展望所や烏島展望所,有村展望所,高峠からは,活火山桜島の迫力と美しい錦江湾が目の当たりに望めます。

 

利用施設等

桜島ビジターセンター(外部サイトへリンク)

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部自然保護課

電話番号:099-286-2617

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