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更新日:2017年9月20日

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トカラ列島県立自然公園

○指定年月日平成4年4月1日
○指定面積4,619ha平成24年4月1日現在
○含まれる市町村十島村

※公園区域については,環境アセスメントデータベース(外部サイトへリンク)をご覧ください。

景観

トカラ列島県立自然公園は,屋久島と奄美大島の間に160kmにわたっって飛び石状に浮かぶ,口之島や中之島,諏訪之瀬島といった10余りの島々(トカラ列島)の代表的な景観である,火山,海食崖,サンゴ礁及び野生生物の生息地でもあるすぐれた天然林などが指定されています。
 
宝島,小宝島では,島の周囲はほぼ全域にわたって広い隆起サンゴ礁が裾礁をなしており,それ以外の島々では,周囲にほとんど平坦地がなく,海岸からいきなり屹立する山の急斜面や数10~100m以上の海食崖となる地形となっています。
 
トカラ富士の名で呼ばれる中之島の御岳や,現在も活発な火山活動を続けている諏訪之瀬島の御岳など火山地形を多数見ることができます。
中之島の御岳

植物

口之島には,アダンの北限群落が発達しており,烏帽子崎の断崖地には県の天然記念物に指定されている固有種のタモトユリが生育しています。
中之島と諏訪之瀬島の火山荒地には,マルバサツキの群落を見ることができ,山腹部はスダジイ,タブ群落が発達しています。
宝島の女神山や悪石島のビロウ山では,ビロウ群落を見ることができます。また,各島の海岸の断崖の稜線帯には,マルバニッケイやハマビワ,ハマヒサカキなどを主とする海浜性の風衝低木林群落を見ることができます。
諏訪之瀬島

動物

 
哺乳類では,日本古来からの在来種とされる口之島の野生牛や南西諸島からインドネシアにかけて広く分布していたとされるトカラヤギ,国の天然記念物で中之島,宝島に生息しているエラブオオコウモリなどを見ることができます。また,中之島には,県の天然記念物に指定されているトカラウマの放牧地もあります。
 
鳥類では,アカヒゲやアカコッコ,イイジマムシクイなどの貴重な鳥が生息しています。
また,トカラ列島は渡り鳥の通過地点として重要であり,春・秋の渡りのシーズンにはさまざまな種類の鳥を見ることもできます。
 
爬虫類では,大陸産タイワンハブと奄美・沖縄産ハブとの中間型で,ハブの進化過程を示す貴重な主であるトカラハブが宝島と小宝島に生息しています。
 
昆虫類では,トカラ列島の中で,中之島の昆虫相が最も興味深く,1986年に発見された新種キンモンフタオタマムシは,北海道やユーラシア中北部に分布するフタオタマムシの近縁種といわれており,南西諸島では他に同属種は発見されていません。その他にも,ウバタマムシやトカラカラスアゲハ,ミナミトンボなど様々な種が生息しています。

利用上のワンポイント・アドバイス

○トカラ列島は,屋久島や種子島から奄美大島の間に飛び石状に点在しており,「道の島」の役割を果たし,南方文化との交流地域をなしていました。
各島間の自然景観も異なっており,例えば,サンゴ礁の島(宝島,小宝島),火山の島(諏訪之瀬島,中之島,口之島),温泉の島(中之島,小宝島,口之島,悪石島)といった特色が見出され,さまざまな自然を体験することができます。
宝島

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