平成12年3月に、約24,000年前(旧石器時代)の地層(第1文化層)から、日本最古の石製の女性ビーナス像が発見されました。女性を象徴的に表したビーナス像は、これまで日本では縄文時代以降にしか発見されていないため、旧石器時代のイメージを変える発見として注目されています。
ビーナス像は,第1文化層から出土したナイフ形石器や剥片尖頭器,石核など総数203点の石器とともに,平成20年4月22日に県指定有形文化財(考古資料)となりました。
[平成20(2010)年県指定有形文化財(考古資料)]
・場所
遺跡は、現在の東九州自動車道末吉・財部インター部分(曽於市)に立地しています(標高350m)。
・資料展示
上野原縄文の森展示館で必要に応じて展示
・問い合わせ先
県立埋蔵文化財センター(0995-48-5811)