更新日:2022年3月29日

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大津保畑遺跡

平成18年~19年度の国道58号線改築工事に伴う発掘調査で、日本最古と推定される旧石器時代の落とし穴が12基発見されました。
落とし穴は、約3万年前の堆積物である種4火山灰層の下で検出されたことから、現在日本最古であり、落とし穴の出自を考える上で重要です。
なお、本遺跡に隣接する立切遺跡では、同時期の礫群や炉跡などの生活遺構が発見されており,生活の場と狩猟に関わる落とし穴が近接して発見され,旧石器時代の遺跡のあり方(土地利用形態)や,狩猟方法を知る上で,全国的にも注目されています。
・場所
種子島中央部(中種子町)の標高112mの台地上に立地しています。
・資料展示
中種子町歴史民俗資料館
・問い合わせ先
中種子町歴史民俗資料館(電話0997-27-2233)
大津保畑遺跡(上空写真)

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