サポート詐欺
概要
- サポート詐欺とは,画面に突然,偽のセキュリティ警告等の画面(サポート詐欺のサイト)を表示させるなどして,ユーザーの不安を煽り,画面に表示された電話番号に電話をかけさせ,PCを遠隔操作するソフトウェア等をインストールするように促し,有償のサービス契約の締結等を迫る手口です。
↓偽のセキュリティ警告画面(サポート詐欺)の例
具体的な手口
- 偽の警告画面には,警告内容を信じさせるために実在の企業ロゴ等が使われる場合があります。
- 警告音を鳴らしたり,警告メッセージを音声で流したり,偽警告画面を閉じられないようにしたりして不安を煽ってきます。
- 偽の警告画面に記載されているサポート窓口へ電話をかけさせ,遠隔操作するソフトウェアを言葉巧みにインストールさせようとしてきます。
- 有償のサポート契約,アプリやソフトウェアの購入へ誘導されます。サポート契約の支払い方法はクレジットカード決済や各種ギフトカード,コンビニ決済,電子マネー等が使われます。
対処方法
- 偽の警告画面が表示されたらブラウザを終了させましょう。
- 警告画面で指示されるアプリやソフトウェア等をインストールしないようにしましょう。
- 警告画面に表示されている番号に電話を掛けないようにしましょう。
- 警告画面から誘導された電話の相手に遠隔操作を許可したり,契約に応じたりしないようにしましょう。
出典
JC3(日本サイバー犯罪対策センター)「サポート詐欺の手口について(動画解説)
https://www.jc3.or.jp/threats/examples/article-356.html
IPA(情報処理推進機構)「情報セキュリティ10大脅威2021『偽警告によるインターネット詐欺』」
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2021.html
広報ポスター
県内の公共機関,商業施設等に掲示しています。