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更新日:2021年12月7日

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小池島廻り踊り

桜島では、春の彼岸に岳詣り、秋の彼岸には島廻りを行っていました。島廻りは、島津家第19代藩主光久の時代に始められ、豊年祭りの意味を持っていたと言われていますが、次第に青壮年の腕力の優劣を競う競技となっていったようです。
島廻りの船は、八丁櫓で38人~40人を乗員とし、競技が行われていました。周りの船には着飾った女性が乗り、三味線・太鼓・唄・踊りで花を添えたと言わていれます。大正3年の桜島大噴火で瀬戸海峡が埋まり、島廻り競争は廃れていきました。今日ではこの島廻り踊りだけが、往事の伝統を受けつぐものとして残っています。
踊りは、踊り手が浴衣にずきん、漕ぎ手がはっぴに鉢巻きのいでたちで、手に持った扇や櫓(オールに似たもの)を使って踊ります。伝統を引き継ぐ責任と、後継者育成を大切に考えて活動をしています。
平成17年(2005)に鹿児島市の無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。
 
【問い合わせ先】鹿児島市役所

公開日時

7月、9月,11月,2月

公開場所

桜島溶岩グラウンド内、桜島ふれあい広場(火の島まつり)、桜島総合体育館(秋祭り)

開催風景

踊りと漕ぎ手1
踊りと漕ぎ手2
三味線、太鼓、漕ぎ手

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観光・文化スポーツ部文化振興課

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