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ホーム > くらし・環境 > 住まい > 環境共生住宅 > 方針1:省エネルギー > 強い日差しを和らげる > 取り組み例(庇やパーゴラ、バルコニーの設置)

更新日:2022年7月11日

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取り組み例(庇やパーゴラ、バルコニーの設置)

庇や軒等による日射の遮蔽は、太陽高度の高くなる夏期にその効果を発揮します。この方法は、主に南面の日射遮蔽に効果のある手法となります。

庇の形状等は方位、太陽高度によって効果が異なるので、最適な形状を工夫しましょう。(図1-5)
深い軒による日射の遮蔽

写真1-3深い軒による日射の遮蔽
(屋久島環境共生住宅)

庇の形状と有効方位

図1-6庇の形状と有効方位
彰国社「自然エネルギー利用のためのパッシブ建築手法辞典」より作成

年間の太陽位置を踏まえた軒の出の工夫

日射をコントロールする為には、その地域における季節・時刻毎の太陽高度・方位を知ることが大切です。

夏期の日射遮蔽だけでなく、冬期には逆に日射を室内に導入することも、考慮しましょう。例えば建物の南面の場合、鹿児島市における夏至と冬至の南中時の太陽高度は左図のようになります。これを踏まえ、軒の出や縁側との組み合わせを工夫しましょう。(図1-7)
庇と縁側のある外壁面

図1-7庇と縁側のある外壁面
鹿児島県「南の家」より作成

その他の手法

庇や軒等による工夫以外に、ガラス面を壁体の内側に後退させる、庇の先に垂直のパネルを取りつけるといった方法があります(写真1-5)。また、集合住宅の場合最上階の住戸については、パーゴラや庇を設け、窓面からの室内へ熱の侵入を低減できます(写真1-4)。
バルコニーにパーゴラを組み合わせて遮光した例

写真1-4(上)
バルコニーにパーゴラを組み合わせて遮光した例

写真1-5(下)
窓の側壁を設置し西日を遮る例

窓の側壁を設置し西日を遮る例の写真

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