更新日:2007年12月5日

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緑の保全と創出

対策の概要

■民有地の緑化運動

 緑被率(緑で覆われている土地の割合)は、豊かな住環境の指標のひとつで、市街地内で30%以上ないと住民の定住意識が低下すると言われています。県内では、都市部の緑被率が年々減少し、30%に満たない地域もでてきています。いつまでも住み続けたい快適な住環境を創造するためには、公園や公的施設の緑化に合わせて、市街地の多くの面積を占める民有地の緑化運動も重要な意味を持っています。

□ 計画地内にある樹木はなるべく保存します。

□ 既存の地形を活かした住棟配置とします。

・ 既存の自然地形を極力活かし、地盤や地形の特性に応じた土地利用計画を立て、環境への負荷を最小限に抑えます。

□ 地域性を考慮した緑化を行います。

・ 植栽に当たっては、郷土種を中心に、地域の気候風土にあった樹木や、草花を選びます。こうすることで、維持管理が比較的容易で安定した緑化を行うことが可能になると同時に、その地域ならではの緑地景観をつくりだすことができます。

・降灰、潮風に配慮します。

鹿児島県は、降灰の影響を受ける地域が少なくありません。また、海岸部や島では台風、潮風の影響を受ける機会が多いため、緑化樹種の選定にあたっては充分な配慮が必要です。

【降灰に強い樹種】
アモグミ・クロマツ・タブノキ・イスノキ・シャリンバイ・ハマヒサカキ・ナツシログミケラマツツジ(3~4月赤花)・ヤブツバキ(1~4月赤花)等があります。

【潮風に強い樹種】
キョウチクトウ(7~9月赤花)・ハマヒサカキ・ネヅミモチ・カンツバキ(1~4月赤花)アベリア(6~11月白花)・マメイヌツゲ等があります。
また、降灰に強い樹種や耐潮性のある樹種は、常緑樹が主体となるため、四季感のある落葉樹を導入することも大切です。
ナツツバキ(ヒメシャラ) (6~7月白花 11月紅葉(黄))
ヤマブキ         (3~5月黄花 11~12月紅葉(黄))
コデマリ         (4~5月白花 10~11月紅葉(黄))

・伝統的な緑化樹木を用います。
イヌマキ、チャノキ等は、古くから生垣として利用され、鹿児島県特有のまちなみ景観を構成してきました。これらの中には地域の代表的な樹木として市町村木に指定されているものもあります。

 計画敷地が市街地であっても田園地帯であっても、そこには必ず生態系と自然の循環の仕組みがあります。そうした周辺環境から隔絶した閉鎖的な人工環境を目指すのではなく、むしろその特徴を理解し、住まいの内外にうまく反映することが、結局は快適な住まいづくりにつながる、ということを認識しておくことが大切です。

主な手法

●土面を保全する
●既存樹木・緑地の保全
●樹木による防火機能を利用する
●緑や花づくりの支援する

よくあるご質問

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