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更新日:2022年7月11日

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6 長く暮らせる住宅をつくる1

背景と課題

鹿児島県における産業廃棄物の排出量の約9%、最終処分量の約56%は建設廃材が占めています。この排出量を減らすことは、地球の環境負荷を軽減することにつながります。建物の耐力を受け持つ部分の材料や構・工法をできる限り高耐久なものとし、かつ、ライフステージの変化に対応できる工夫をすることによって、耐用年数を長期化することができ、廃棄物の減少にもつながります。
長く暮らせる住宅
長期にわたり、私たちの暮らしを支える住宅は丈夫であることが基本で、それは安全で快適な暮らしの基本でもあります。しかし同時に成長し、変化していく家族や生活に対応しながら暮らしを守っていく住宅であり続けるために、住まいにも手をかけて一緒に育てていかなければなりません。

建築の寿命が耐久性と耐用性のどちらに支配されるかは、その目的や用途、使い方、維持管理の程度等によって違います。最終的には耐久性の限界をもって寿命となりますが、それ以前に機能が満足できなくなって除却される建物も多く、ほとんどは「経済性」がその判断基準となっています。(図6-1)
耐久性と耐用性

住宅構成部材の耐久性の向上をはかる

木材や鉄、コンクリート等住宅の構成部材は自然災害や管理状態によって寿命が左右されます。例えば、木材の腐朽、鋼材の劣化等には必ず水が絡んできます。このように結露の防止を始め、構造体の強化等、住宅を上手につくり、上手に管理し耐久性の向上を図りながら長く暮らせる住宅を実現します。

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