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更新日:2022年7月11日

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取り組み例(自然災害に克つ構造体)

様々な自然災害に耐えうる住宅こそが耐久性の高い住宅と言えます。
木造住宅(在来軸組工法)は、元来、柱と梁、柱と桁等の接合部がピン状態であり、補強無しの場合、台風や地震等の横からの力に弱いので、壁・床・小屋組に筋かいや火打等の斜材を入れ、横からの力に十分耐えうるようにしなければなりません。
耐力壁の配置の方法

図6-17耐力壁の配置の方法

耐力壁とは、壁や地震に抵抗する壁体で次のようなものを言います。
・筋かいのはいった壁
・構造用合板や石膏ボード等を張った壁
・木ずり壁、土塗り壁

筋かいと木ずり支持壁
図6-18筋かいと木ずり支持壁
壁の構造 倍率
土塗壁(小舞)、木ずり下地壁(片面) 0.5
木ずり下地壁(両面)
ボード片面張り壁(シージングボード、せっこうボード、ラスシート)
1.0
ボード片面張り壁(パルプセメント板) 1.5
ボード片面張り壁(ハードボード、硬質木片セメント板、フレキシブル板
石綿パーライト板、石綿けい酸カルシウム板、炭酸マグネシウム板)
2.0
ボード片面張り壁(耕造用合板、パーティクルボード) 2.5
筋かい
(圧縮)
断面30×90以上 片面 1.5 たすき 3.0
断面45×90以上 2.0 4.0
断面90×90以上 3.0 5.0
表6-3耐力壁の構造別倍率

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