(対策16)耐久性の高い構造
対策の概要
長く暮らせる住宅をつくるには、構法に応じた主体構造そのものの長寿命化の対策が必要です。
住宅の構法には、いくつかの種類があります。木造軸組構法や鉄骨造は柱・梁・筋かいといった線材を組み合わせて構造体をつくる構法で、設計の自由度が高いのが特徴です。また2×4構法やパネル構法、ブロック造は面材を多用し、壁と床で箱形の構造体をつくる構法です。鹿児島県において住宅の着工戸数割合の多いのは木造軸組構法ですが、2×4工法やパネル構法といった他の木造の構法も増えてきています。各構法の仕組みを理解し、力学的負担のかからない構造計画を行い、耐久性の高い住宅をつくることが大切です。
図6-5住宅の構造のモデル
出典:北の家をデザインする工法・材料編
主な手法
- 構造体の強化
- 構造体の乾燥の促進(床下通気工法)
- 構造体の乾燥の促進(外壁通気工法)
- 構造体の乾燥の促進(小屋裏換気工法)
- 自然災害に克つ構造体
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