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ホーム > くらし・環境 > 住まい > 環境共生住宅 > 方針2:資源の有効利用 > 長く暮らせる住宅をつくる > 取り組み例(構造体の乾燥の促進(床下通気工法))

更新日:2022年7月11日

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取り組み例(構造体の乾燥の促進(床下通気工法))

床下は地盤からの水分の蒸発により、湿気が溜まりやすい場所となり、ワタグサレ(温暖地)等の腐朽菌による土台等の木材の被害が発生し易い部分です。
これらの腐朽菌は、乾燥に弱いため、適切な位置に効果的な床下換気孔を設けます。床下の通気を確保し、床下を乾燥した状態に保つことにより、腐朽菌の発生を防ぐことができます。併せて地盤からの湿気の蒸発を抑制するため、透湿抵抗のある建築材料を床下全面に敷き詰めることも効果的です。
床下換気口・通気口の配置
 
図6-11床下換気口・通気口の配置
・外周部の布基礎には、間隔4m以内に有効換気面積600c平方メートル以上の床下換気口に設ける。
・外周部以外の屋内の布基礎には適切な位置に通気口(有効換気面積600c平方メートル以上、間隔4m以内)を設ける。
床下換気口の構造
図6-12床下換気口の構造

・床下換気口にはネズミ等侵入を防ぐため、スクリーンを堅固に取り付ける。なお、スクリーンは鋳鉄製等とする。
・外周部換気口の下端は外下がりに勾配を付ける。
・換気口はできるだけ高い位置に取り付ける。

ネコ土台の使用

コンクリート布基礎側面の一部に換気口を設けて、床下の換気を確保する方法では、基礎が入り組んだ部分や隅の部分での通風が十分でなく、通風が停滞する場所を生じる恐れがあります。このような短所を補うには、土台全体を基礎から浮かし、床下全体にあらゆる方向から通風を行うネコ土台が効果的です。
ネコ土台の施工例

写真6-8ネコ土台の施工例

ネコ土台の一例

写真6-9ネコ土台の一例

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