閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

更新日:2022年7月11日

ここから本文です。

6 長く暮らせる住宅をつくる2

ストックを活用した住まいづくり

鹿児島県の人口は、1985年をピークに減少しており、その傾向に歯止めがかからず、将来的にも、人口の減少が予測されています。
また、一般世帯は2005~2010年をピークに減少していくと予測されています。
平成10年度住宅・土地統計調査によると、鹿児島県の住宅数は78万1千戸、総世帯数は69万世帯で住宅数は世帯数を上回っており、住宅の数の上では充足しています。(図6-2)
総住宅数・総世帯数・1世帯当りの住宅数推移

図6-2総住宅数・総世帯数・1世帯当りの住宅数推移
出典:住宅統計調査、住宅・土地統計調査

 
しかしながら、住宅の質についてみると、住宅の規模は、借家に居住する世帯の場合、約1割は最低居住水準未満であり、また住宅に対する不満率は、住宅の広さから、むしろ住宅の性能・設備に関する内容が高くなる等の問題があります。(図6-3)
住宅の各要素に対する不満率の推移
図6-3住宅の各要素に対する不満率の推移(鹿児島県)
出典:住宅需要実態調査

住宅の建築時期別住宅数割合(図6-4)をみると、鹿児島県では、全国と比べ昭和35年以前に建設された住宅の割合が高くなっています。これらの住宅には、老朽化が進むと同時に設備基準が劣るものがみられます。今後は、新築以外にリフォームや増改築等、ストックを有効利用できる環境整備を行い、将来のライフステージの変化等に対応できる計画とすることが必要です。
住宅の建築時期別住宅数割合

図6-4住宅の建築時期別住宅数割合
出典:鹿児島県住宅マスタープランH13

対策

→16耐久性の高い構造
→17ライフステージの変化への対応
→18維持・更新の容易性の確保

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

土木部建築課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?