更新日:2025年10月22日
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8月18日,25日に出水地区の茶業青年4人が,8月27日に鹿児島県茶流通センターで開催される闘茶会に向けて,勉強会を行いました。闘茶会では,外観により生産県を判別する技術や,煎出液により品種を判別する技術を競うことから,勉強会では,外観や滋味を言語化し,判別する力を身につけました。闘茶会本番では,惜しくも上位入賞はなりませんでしたが,今回の研修を通して,品種特性を把握することができ,我が家の小売り茶の配合割合や,新品種導入の際の知見を得られたという声が聞かれました。

9月5日,JA鹿児島いずみ選果場で温州みかんの出荷目揃え会が開催され,部会員50人が出席しました。会では,外観や等級など,基準となる果実を囲み,収穫・出荷に向けて検討が行われ,出荷は8日より開始となりました。今年度産は,果実肥大が7月前半まで鈍かったですが,後半から降雨の影響で果実肥大が促進し,階級はS玉中心となりました。果実内容は,昨年より高糖高酸傾向(糖度9.2度,酸度1.4%前後)でした。収穫後の樹勢回復や剪定等の栽培管理に向けて,今後も関係機関・団体と連携し生産者支援に取り組みます。
9月16日,出水中央家畜市場で出水地区畜産共進会が開催されました。若雌1~3部と成雌区に合計33頭の出品があり,各部で関係者による審査が行われ,10月4日に姶良中央家畜市場で開催される県畜産共進会への出品牛2頭が決定しました。全体的に発育良好で体積があり,体の伸びの良い雌牛が多く出品されていました。しかし,体高が月齢に対する基準上限を超える牛が多く,体高に対する体の深みや幅が足りない牛や足元の弱い牛も見られました。今後も関係機関・団体一体となり,優良雌牛を保留し,商品性の高い子牛生産につなげられるよう取り組みます。

9月9~10日に,県農業経営者クラブ及び農業経営者クラブいずみ支部主催による女性研修が出水地域で開催され,県内農業経営者クラブ女性会員16人と関係機関14人が出席しました。研修では,摘果果実活用によるドレッシングやオリジナルハーブティーの製造を体験し,また,クラブ員の活動事例発表や現地研修を行いました。交流会では,地元いずみ支部会員提供賞品の抽選会も行われ,非常に盛り上がりました。情報交換や交流が楽しく行われ,県域女性のネットワーク強化が図られました。

10月から豆類の播種が始まるため,9月9,10,12日の3日間,JA鹿児島いずみが主催し「そらまめ・実えんどう栽培講習会」が,管内5か所で開催されました。JA部会員約80人が参加し,JAから高温の影響で土壌消毒等の準備遅れや,栽培基準・生産履歴の変更箇所と低温処理の説明を行い,市から新規事業等の紹介,農政普及課から,そらまめの新品種「はるのそらの特性と留意点」を説明し周知を図りました。今後も関係機関・団体と連携を密にし,出水地域の豆類を応援していきます。

9月25日,東干拓土地利用型営農研究会と出水市駐在の共催で研修会を開催し,農家20人,関係機関21人の計41人が出席しました。研修会の主な内容は,営農支援システム(KSAS)とドローン等を活用した水稲の収量向上で,KSASでのほ場登録やドローン「T25K」での肥料散布を実演しました。多くの農家が,ドローンでの穂肥散布に興味を示し,今後は穂肥の判断を衛星画像等で行えるよう,情報収集を強化していきます。スマート農業技術を活用し,軽労化,省力化と併せて生産性向上も図っていきます。
9月2日,長島町の「あきの舞」展示ほ場で現地検討会を開催し,展示農家及び関係機関・団体計11人が参加しました。検討会では,生育状況を「ヒノヒカリ」と比較し意見交換を行いました。展示農家からは,「あきの舞」の方が苗の伸びが良く,生育も旺盛であるとの意見が出され,関係機関・団体とも,「あきの舞」の特性に合わせた栽培管理が必要であるとの共通認識が得られました。今後も関係機関・団体と連携し,「あきの舞」の品種特性を農家に広く周知していきます。
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