鹿児島県鉱工業の動向（2020年6月分）

概況(2015(H27)=100

(1)2020年6月の鉱工業指数（季節調整済指数）は，生産が前月比▲3.0%と低下し，出荷が同0.2%，在庫が同2.8%と上昇した。なお，原指数を前年同月比でみると，生産が▲5.4%，出荷が▲1.1%と低くなり，在庫が6.2%と高くなっている。また，生産の前年同月比は3ヶ月連続で前年を下回っている。

(2)業種別の生産動向（季節調整済指数）をみると，食料品工業(前月比4.9%)，輸送機械工業(同9.7%)，プラスチック製品工業(同21.2%)など6業種が上昇し，窯業・土石製品工業(同▲13.3%)，電気・情報通信機械工業(同▲19.4%)など8業種が低下している。

 

		季節調整済指数	前月比（％） （季調済）	原指数	前年同月比（％） （原指数）
鹿児島	生産	98.8	-3.0	93.8	-5.4
	出荷	100.1	0.2	97.0	-1.1
	在庫	137.9	2.8	140.9	6.2
九州	生産	85.2	0.9	87.4	-14.0
	出荷	79.9	5.0	81.5	-18.3
	在庫	108.5	-1.9	105.3	2.8
全国	生産	80.2	1.9	82.9	-18.2
	出荷	80.5	4.8	83.0	-16.6
	在庫	100.8	-2.4	101.4	-3.4

 

鹿児島県の鉱工業動向（2020年6月分）（PDF：762KB）

四半期別動向

2020年第2期の鉱工業指数（季節調整済指数）は，生産が101.7で前期比-6.4％と低下，出荷が101.2で同-6.8％と低下，在庫が134.2で同7.6％と上昇した。

統計表（エクセルファイル）