鹿児島県鉱工業の動向（2025年5月分）

概況(2020(R2)=100)

(1)2025年5月の鉱工業指数（季節調整済指数）は，生産が前月比2.3%と上昇し，出荷が同▲0.3%と低下，在庫が同0.5%と上昇した。なお，原指数を前年同月比でみると，生産が▲6.9%，出荷が▲5.6%，在庫が▲8.3%と低くなっている。また，生産の前年同月比は4か月連続で前年を下回っている。

(2)業種別の生産動向（季節調整済指数）をみると，汎用・生産用機械工業(前月比77.1%)，電子部品・デバイス工業(同13.4%)，その他工業(印刷・石油・その他)(同12.1%)など5業種が上昇し，食料品工業(同▲5.6%)，パルプ・紙・紙加工品工業(同▲51.5%)など9業種が低下している。（業種は寄与度順）

		季節調整済指数	前月比（％） （季節調整済）	原指数	前年同月比（％） （原指数）
鹿児島	生産	91.5	2.3	83.6	▲6.9
	出荷	92.6	▲0.3	89.6	▲5.6
	在庫	78.9	0.5	80.2	▲8.3
九州	生産	109.6	▲0.8	99.5	0.3
	出荷	108.9	0.9	97.1	1.7
	在庫	90.1	▲0.6	91.5	▲9.2
全国	生産	101.2	▲0.1	95.0	▲2.4
	出荷	102.2	2.4	92.7	▲2.3
	在庫	99.5	▲1.8	100.9	▲3.1

 

鹿児島県の鉱工業動向（2025年5月分）（PDF：1,005KB）

四半期別動向

2025年第1期の鉱工業指数（季節調整済指数）は，生産が90.8で前期比▲3.0%と低下，出荷が89.7で同▲5.6％と低下，在庫が80.5で同1.8％と上昇した。

統計表（エクセルファイル）