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聲無キニ聴キ 形無キニ見ル 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

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更新日:2025年10月15日

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定例会議(8月21日(木曜日))

1催日時

令和7年8月21日午後1時00分から午後4時58分

2催場所

警察本部特別会議室、公安委員会室

3席者

(1)安委員会

鑪野委員長、石窪委員、岡委員

(2)察本部

岩瀬本部長、安達警務部長、上村生活安全部長、是枝刑事部参事官、岩城交通部長

 濵田警備部長、兼高情報通信部長、中島首席監察官、堤警察学校長

4

(1)転免許の取消処分(交通部)

 警察本部から、17人に対する運転免許の取消処分、1人に対する処分量定の軽減について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(2) 苦情申出の受理(警務部)

 警察本部から、鹿児島県公安委員会宛ての苦情申出について説明があり、これを受理するとともに、申出に関し、県警察による調査や調査結果を踏まえた措置の報告を求めることについて決裁した。

(3) 鹿児島県公安委員会宛て保有個人情報開示請求の受理(警務部)

 警察本部から、鹿児島県公安委員会宛て保有個人情報開示請求の受理について説明があり、これを決裁した。

(4) 苦情に対する調査結果及び苦情処理結果通知書の送付(警務部)

 警察本部から苦情の調査結果2件について報告があり、苦情処理結果通知書について審議の上、決裁した。

(5) 特例施設占有者の指定(警務部)

 警察本部から特例施設占有者の指定案について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(6) 風俗営業者に対する行政処分(生活安全部)

 警察本部から風俗営業者に対する行政処分案(営業停止命令)について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(7) 警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求に係る職員の派遣(警備部)

 警察本部から、第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭に伴う行幸啓警衛に万全を期すため、長崎県公安委員会からあった警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員の援助要求について説明があり、これを審議の上、援助要求の受諾を決裁した。

5 報告

(1) 進行型殺傷事案対処要領等(刑事部)~資料(PDF:38KB)

 警察本部から、進行型殺傷事案対処要領等について報告があった。
 委員から「鹿児島県内では、進行型殺傷事案の発生はないとのことであったが、訓練を欠かさず、能力向上に努めていただきたい。また、令和5年に長野県内で発生した事件では、事後に判明した事実により、進行型殺傷事案に分類されるような事案だったとされているが、発生当初は、何か武器を持っている者がいるということで臨場した警察官がそのような事案であると認識せずに臨場し、猟銃を発射された事案だったと記憶している。結果的に見れば、進行型殺傷事案ではないといった事案もあるかもしれないが、万が一にも殉職することがないよう、判断能力の向上にも努めていただきたい。」旨の発言があった。

(2) 「吹上浜におけるアベック拉致容疑事案」広報活動の実施結果(警備部)~資料(PDF:251KB) 

 警察本部から、「吹上浜におけるアベック拉致容疑事案」広報活動の実施結果について報告があった。

(3) 監察案件(警務部)

 警察本部から、監察案件1件について報告があった。

6 その他

 委員から「現在、大雨や台風に関する指示も出ている状況であり、警備部を中心に不足の事態への対応をよろしくお願いしたい。また、昨日、7月末に予定されていた、いちき串木野警察署協議会に出席させていただいたが、活発な議論が行われた。署協議会委員から「技能実習生や留学生といった外国人に対して、交通規制を教えてほしい。」とか、「無灯火で自転車に乗っている外国人が多いので、対応を考えてほしい。」といった意見等が寄せられた。また、意見の多くは、道路標識・標示の減耗更新に関するものであった。道路標識・標示の件については、私から、「県の予算で実施されるものであり、予算どりが出来ないと対応もままならないが、県警では、予算獲得に向けて以前から尽力していて、本年度は増額され、今後も計画的に進めていくと聞いている。」と説明するとともに、「それでも、優先性のあるものから対応していかなければならず、このような状況を御理解いただきたい。」とお願いをしたところである。現在、各警察署の協議会委員に対して、再発防止策の効果に対する意見を求めていると聞いたが、いちき串木野署でも協議会委員から、アンケートという形で意見聴取を行っており、今後、その結果報告が本部にもあると思う。来月、警察署協議会代表者会議の開催を予定しているが、各警察署協議会委員の意見の取りまとめが終了したら、公安委員会にも共有いただきたい。」旨の発言があった。
 委員から「警察署協議会を活性化するという事も、非違事案再発防止策の中で、大きなテーマとして掲げられていたと思う。各地域の代表たる署協議会委員から、「白線が消えている。」といった御指摘をいただくことも、それは重要なことではあるが、協議会の場でなくても、一般的な意見として警察に随時ご意見要望等いただける環境であればよいのではないかと考える。一方、技能実習生や留学生といった外国人に対する問題が出てきているのであれば、警察から警察署協議会に対して諮問として働きかけ、御意見をいただく形に誘導していくことが、警察署協議会の活性化に繋がるのではないかと思っている。警察署協議会委員は、それぞれの立場で様々な意見を持って委員に委嘱されているはずであるが、明確な諮問が行われず要望等の意見が中心であると、任命されたばかりの委員は、「協議会ではこんな事を言えばいいんだな。」と思って、次回からその観点から協議会に臨んだりすることもありえると思う。警察署協議会の活性化は非違事案再発防止策の中でも触れられていることから、署協議会委員の意見を引き出せるよう、よろしくお願いしたい。」旨の発言があり、警察本部から「警察署協議会は、警察署長の諮問に応じて審議をするというのが本来の趣旨であることから、そこに立ち返って開催できるよう確認していきたい。」旨の発言があった。

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