閉じる

聲無キニ聴キ 形無キニ見ル 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

ホーム > 会議録(令和7年) > 定例会議(9月17日(水曜日))

更新日:2025年11月28日

ここから本文です。

定例会議(9月17日(水曜日))

1催日時

令和7年9月17日午後1時15分から午後4時30分

2催場所

警察本部特別会議室、公安委員会室

3席者

(1)安委員会

鑪野委員長、石窪委員、岡委員

(2)察本部

岩瀬本部長、安達警務部長、上村生活安全部長、鶴田刑事部長、岩城交通部長

 濵田警備部長、兼高情報通信部長、中島首席監察官、堤警察学校長

4

(1)転免許の取消処分(交通部)

 警察本部から、16人に対する運転免許の取消処分及び1人に対する審議保留について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(2) 運転免許取消処分に対する審査請求の終結及び裁決(警務部)

 警察本部から、鹿児島県公安委員会による運転免許取消処分に対する審査請求の審理手続の終結について説明があり、裁決書案を審議の上、決裁した。

(3) 要望・意見の処理結果通知書の送付(警務部)

 警察本部から、要望・意見の調査結果について報告があり、要望・意見処理結果通知書案について審議の上、決裁した。

(4) 苦情に対する調査結果及び苦情処理結果通知書の送付(警務部)

 警察本部から苦情2件分の調査結果について報告があり、各苦情処理結果通知書案について審議の上、決裁した。

(5) 警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求に係る職員の派遣(警備部)

 警察本部から、滋賀県開催の第79回国民スポーツ大会のための行幸啓警衛に万全を期すため、滋賀県公安委員会からあった警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員の援助要求について説明があり、これを審議の上、援助要求の受諾を決裁した。

5 報告

(1) 令和7年全国地域安全運動の実施(生安部)~資料(PDF:356KB)

 警察本部から、令和7年全国地域安全運動の実施について報告があった。
 委員から「運動重点にうそ電話詐欺などの被害防止を設定されているが、この種の詐欺は次々に新しい手口が出てきている中、警察を騙る事案が相当数あると聞いている。そのような手口について県民への広報状況はいかがか。」旨の質問があり、警察本部から「広報については、新たな手口に応じて、様々な媒体を使用し工夫を凝らしているが、実際、被害が止まらない状況にある。今月から再来月にかけて、実際に被害にあった方にどういう媒体を使えば自分は気付けたのかなど、被害防止の視点で、アンケートを実施しようと計画している。」との説明があった。
 委員から「被害者に対するアンケートは数年前にも一度、実施されており、自分が引っかかるとは思わなかったという被害者が8割位に上ったと記憶している。実際に被害に遭った人の声というのは、響くものであると思うので、被害防止のために活かしてもらいたい。」、委員から「私の周辺でも、うそ電話詐欺について話をさせてもらっているので、最新の手口がわかれば今後も是非お聞かせいただきたい。」旨の発言があった。

(2) 交通死亡事故の発生状況(交通部)~資料(PDF:41KB)

 警察本部から、令和7年9月9日から同年9月16日までの間に発生した交通死亡事故について報告があった。

(3) 初任科短期課程第85期学生の卒業式(警察学校)~資料(PDF:129KB)

 警察本部から、令和7年9月26日に開催予定の初任科短期課程第85期学生の卒業式について報告があった。
 委員から「途中辞職者がいなかったことは良かった。」旨の発言があり、警察本部から「過去3年間のうち辞職者がゼロというのは今回だけである。学校の対策として、各教官には、授業や個別指導時に、警察の大変さだけではなく、魅力について説明をするよう指示しており、学校生の心に響けば将来に繋がるはずであるとの信念の下、指導をしてもらっているので、それが功を奏しているのではと感じている。」との説明があった。

6 その他

 委員から「令和7年9月14日に開催された、ふれあいフェアに参加した。来場者も多く盛況で、警察音楽隊と中学校の吹奏楽部とのコラボや、警察車両の展示など、警察活動の広報として、工夫されて取り組まれていると感じた。」旨の発言があった。
 委員から「各警察署から意見を伺うと、警察署の方でも色々と働き方改革を進められているのを感じたが、署長の多くは「働き方改革を進め、なんとかやっていける。」と話す一方、署員は「人数が少なくて大変だ。」という話があった。業務を効率化し総労働時間を減らさないといけないが、効率化が進んでないのかなという印象を持った。また、休暇取得について、数値目標だけは言われるけれども、その中身については言われないという話があった。具体的な働き方について上の人間から率先して発信しなければならないと感じる。」旨の発言があった。
 委員から「職員との座談会をした時、本当に人手が必要な時に、人手が足りない状況になっている場面もあるのではないかという意見を聞いたが、大胆に人員のシフトを考えてもいいのではないか。」旨、また委員から「当番制については色々な意見があるようだが、画期的ということで始めていると思うので、そのギャップがどこにあるのか検討し、改善や見直しを図られたらどうかと思う。」旨の発言があった。
 警察本部から「業務の効率化に関しては、今後重点的に取り組まないといけない課題で、リソースの再配分については考えているところである。今後、人員が減っていくのは間違いないことで、業務の効率化というものを進めていかなければならないし、当番制については、制度が始まって間がないところであるため、効果を見定めながら検討しなければいけないところである。」との説明があった。
 委員から「県警の中の数ある課題の中で、女性の警視がいないという問題がある。管理職になるために何が足りないのか、ある程度の層の人には勉強する機会を与えてもらいたいと思う。」旨の発言があった。
 警察本部から「他県では、女性幹部を招致して女性だけで集まる座談会をやっている県もあると承知しており、参考にしたい。まずは女性警部を増やすなど、裾野を広げることが取り組むべき課題だと認識している。女性警視を一人二人と出すことが目標ではなくて、階級のボリュームを増やしていく必要があると思っている。」旨の発言があった。

このページに関するお問い合わせ

警務部総務課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

ページの先頭に戻る