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更新日:2025年3月25日

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令和7年1月の現地農業情報(肝属地域)

施設野菜での環境制御技術を生かすかん水管理等について学ぶ

1月9日,JA肝付吾平町で県園芸振興協議会肝属支部主催(共催:県園振協)の「施設野菜における環境制御技術研修会」を開催し,若手農業者や関係者など53人が参加しました。研修会では,土壌環境の適正化を主題に,土壌物理性改善の基本やかん水管理技術のポイント,管内の環境制御研究会の取組,農業開発総合センターにおける環境制御技術に関する研究概要等の講話や事例紹介を行いました。参加者からは多くの質問や意見が出され,環境制御技術に対する意識の高さがうかがえました。

経営研修会で雇用情勢と1日バイトアプリについて学ぶ

1月10日,大隅地域振興局で経営研修会を開催しました。今回は「雇用情勢や募集する際の留意点等」についてハローワークかのやに講演いただきました。また,「1日バイトアプリデイワークの活用」について運営会社であるKamakuraIndustries株式会社にWeb会議方式で講演いただきました。研修会には農家等14人が参加して熱心に聞き入るとともに,アプリの登録方法等について質疑応答が交わされました。

法人化や経営継承の相談会開催

12月20日,大隅地域振興局で法人化や経営継承等についての個別相談会を開催し,農家5人が相談しました。相談にはかごしま農業経営・就農支援センターから派遣されたスペシャリストの川畑知裕税理士が対応しました。相談会では,基本的な法人化・経営継承の留意点についての説明や,農家の個別課題に対する具体的なアドバイスが行われました。

栽培経験3年未満のパッションフルーツ農家が栽培管理を学ぶ

12月25日,南大隅町のほ場でパッションフルーツの栽培経験が3年未満の農家4戸を対象に,県園芸振興協議会肝属支部主催により,栽培講習会を実施しました。毎年高単収を上げている先輩農家のほ場で栽培管理を学んだ後,参加者全員のほ場で現地検討を行い,栽培管理等を指導しました。農政普及課では,今後もパッションフルーツの新規栽培者等を対象に,単収向上による経営安定のため栽培技術の習得を支援していきます。

自給粗飼料の年間収量を増産しよう

12月中~下旬に鹿屋市と錦江町の秋冬作実証ほで,自給粗飼料の年間収量増産を目的とした,エン麦と早生のイタリアンライグラス混播の収量調査を実施しました。作付直後の高温や刈取時期が乳熟期であったことから,2ほ場の平均生草収量は2.91t/10a(乾物収量520kg/10a)で,一般的なエン麦の収量に比べ若干低かったです。しかし,農家からは「年内刈りの増収に期待する」意見が聞かれました。今後,3~4月に2回の刈取りを計画しており,引き続き調査・指導を実施していきます。

なんぐう地区で就農お試し体験ツアーを実施

1月18~19日,錦江町と南大隅町で将来の農業従事者の確保を目的とした,「就農お試し体験ツアーin大隅」を開催し,県内から9人の参加がありました。参加者は,ピーマン,スナップえんどう,生産牛の3班に分かれ,農家のもとで,仕事としての農業を体験し,熱心に質問するなど,大隅の農業に強い興味を示していました。このほかに,ローゼルジャム作りや大隅の観光地巡りを体験しました。農政普及課では,引き続き農業従事者の確保に向けて取り組んでいきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2142

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