令和3年2月の現地農業情報(曽於地域)

曽於地区青年農業者会議が開催される

2月8日，志布志市役所で曽於地区青年農業者会議を開催し，農業青年，指導農業士，関係機関の44名が参加しました。露地野菜での取組について2名のクラブ員がプロジェクト発表を行い，意見発表では，3名のクラブ員が農業経営における販路開拓や労働環境改善等について，自らの体験を通じた考えを発表しました。また，青年クラブが子ども食堂へ農産物を提供した活動報告も行われ，青年の活動がしっかり見える会となりました。当センターでは，今後も農業青年育成に力を入れていきます。

志布志ピーマン農業者が統合型環境制御を学ぶ！

2月4日，ピーマン専門部会では，スマート農業実証事業の成果報告及び環境制御技術の知識習得を目的に研修会を開催し，部会員31名が参加しました。事前のアンケート調査をもとに，実証農家との意見交換を重視して行ったことから，機器導入の効果や活用状況等について多くの質疑が行われました。特に，若手農家からは自らの栽培管理に反映させたいといった意向が出される等，技術確立・波及への期待が高まりました。当センターは，今後も技術確立に向けた支援活動に取り組んでいきます。