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ホーム > 地域振興局・支庁 > 大隅地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 令和4年8月の現地農業情報(肝属地域)

更新日:2022年9月16日

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令和4年8月の現地農業情報(肝属地域)

新規就農者等が農業簿記の基礎を学ぶ

7月27~28日の2日間にかけて,新規就農者等を対象として農業簿記基礎講座を開催し,延べ20人が参加しました。講座では,複式簿記の意義や仕組み,年間の経理の流れ,パソコンを使った複式簿記記帳について指導しました。今後も,9月からの定例記帳会を通じて,農家自身で経営管理ができるよう支援していきます。

きゅうりの土壌診断による適正施肥指導

8月17日に,肝付町のきゅうり個販農家14人を対象に土壌診断に基づく施肥指導を実施しました。土壌診断は農政普及課で実施し,計23ほ場ごとに施肥設計を行いました。診断結果の全体的な傾向としては,石灰の不足,pHの低下,リン酸の蓄積がみられたため,農家に対し,短期及び中長期に分けた改善の指導を行いました。今後も引き続き,きゅうりの生産安定のために施肥指導を継続していきます。

さつまいも収穫始まる

隅地域では,7月24日から加工原料用さつまいもの収穫が始まりました。3月下旬定植で,収量は2.2~2.5t/10aでした。令和4年産はサツマイモ基腐病の発生も少なく,生産者は「腐敗いもがなく,すべて出荷できるのがうれしい」,「このままの状態で晩秋を迎えられれば」と喜びと期待する声が聞かれました。また,8月20日からは焼酎原料用の収穫が始まっています。基腐病の次年度対策として,収穫後の耕うん作業など,引き続き指導を行っていきます。

県内初!子実用トウモロコシ収穫実演会開催

州エコプロジェクト(株)が自給飼料対策として3月から取り組んでいる子実用トウモロコシの収穫作業が,8月25,26日に垂水市ほ場他4か所で行われました。当日は,九州農政局,市町,経済連,振興局等計20名が出席し,関心の高さがうかがえました。収穫は県内で初めて汎用コンバインにコーンカッターを装備した機械で行われ,収量は約500kg/10a(子実水分率32%)でした。今後も引き続き,除草対策などの課題整理を行い,国産濃厚飼料確保に努めていきます。

ばれいしょ収穫作業における農福連携の反省会を実施

7月28日にJA根占支所で,生産者,技連会,白鳩会等が参集し,ばれいしょの収穫作業における農福連携の反省会を行いました。南大隅町では,社会福祉法人白鳩会と農福連携に取り組んでおり,令和3年度からは生産者から賃金支払いを行うなど,継続可能な仕組みで実証を行ってきました。生産者から「コンテナ運搬などの重労働が助かる」,「掘り取りの機械作業に集中できた」などの前向きな意見が出されました。今回の実証結果を踏まえ,今後の仕組みの構築に反映していきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994522145

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