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更新日:2021年6月15日

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令和3年5月の現地農業情報(肝属地域)

パッションフルーツ出荷始まる

4月27日,南大隅町の根占選果場で,令和3年産パッションフルーツの出荷要領の検討及び収穫目揃会が行われました。今年産の出荷は生産者11名で24t(前年比129%)が計画されており,生産者及び出荷数量は年々増えてきています。選果は4月27日から始まり,東京市場を中心に出荷されます。農政普及課では関係機関・団体と連携し,引き続き単収や秀品率向上に向けて支援していきます。

大隅半島ノウフクコンソーシアムが設立される!

5月13日,大隅地域で農福連携に取り組んでいる農業法人6社,福祉事業所9社,錦江町及び南大隅町農政担当課,大隅くらし・しごとサポートセンター,当課の計19組織で構成される「大隅半島ノウフクコンソーシアム」が設立されました。この組織では,各社の農福連携における課題・情報を共有し早期解決を図る一方,新たに農福連携に取り組む事業者を支援するための地域プラットフォームを目指します。農政普及課では会員と連携し,農福連携を推進していきます。

R3年度鹿屋市鳴之尾牧場の春の乳牛放牧がスタート

4月30日,乳用牛育成牛56頭の入牧と37頭の下牧が,鹿屋市鳴之尾牧場(全面積70ha,標高500m)で行われました。入牧は春と秋の2回行われます。この放牧のねらいは強健性と連産性が期待される乳牛の育成と,酪農家の育成に係る労働軽減等です。R2年春入牧牛は受胎率が向上し,預託農家の評価が高くなっています。引き続き,関係機関・団体と連携し,放牧地と牛群の管理支援を行っていきます。

肝属地域担い手担当者会で今年度の活動内容を検討

5月20日,管内の市町及びJA担当者の参集のもと,振興局にて(1)経営体育成対策,(2)新規就農者確保・育成対策,(3)地域営農のシステムづくりについて,今年度の活動内容を検討しました。認定農業者の確保では認定新規就農者を認定農業者へ誘導し,現状維持を図る,新規就農者の相談,支援施策の実施では担当者間での情報共有・連携の強化,集落営農では活動・支援内容の情報交換を行いました。今年度も今回の検討結果をもとに適期・的確な支援活動を展開していきます。

肝属地区一番茶,価格は向上も数量伸びず

和3年の一番茶が終了しました。史上最低単価となった昨年のイメージを払拭するため,産地一丸での良質茶生産が実施され,結果はJA鹿児島きもつき管内で本茶2,026円(昨年対比119),数量211t(同比84)(5月15日現在県茶市場)となり,単価は向上しましたが,数量減となりました。4月前半は色乗り待ちで下茎が硬化し,良質茶生産のため,摘採位置を上げたことや4月下旬の寒で,生育が抑えられた点が要因と考えられます。二番茶も所得向上を目指し支援します。

新ごぼうの実績まとまる

内のR2年産新ごぼう実績は,61戸で37.3ha,出荷数量238.9tでした。8月の播種後の高温乾燥による発芽不良や台風による蒔き直し,10月以降の気温低下と降雨が少なく乾燥気味に推移したこと等により,面積・数量は計画・前年を下回りましたが,単価は期間を通して高値安定で推移し,591円/kgでした。今後は高温期の発芽安定のため,畑かん水等を活用しながら生産安定を支援します。

夏サラダごぼう収穫が5月下旬より始まる

内のR3年産夏サラダごぼうは,栽培戸数55戸,面積49.1ha,出荷収量463.1tを計画しています。一部にアブラムシの発生があったものの,2月以降の気温の上昇に加えて日照確保や適度な降雨もあり生育は順調でした。しかし,5月11日に入梅したため,収穫開始は5月下旬からの見込みです。

第3回「わけもんの会」開催

5月19日なんぐう地区のピーマン青年研究会「わけもんの会」が会員ほ場で開催されました。同会は令和3年3月に若手ピーマン生産者9名で発足し今回で3回目となります。前回4月に土づくりについて研修し,今回は土壌断面調査を行い根の分布や土壌物理性を確認しました。全会員が土壌断面調査は初めてのことで,根域の確保や土づくりの重要性について再認識しました。次回は7月上旬に土壌診断結果に基づく施肥設計を行う予定です。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

大隅地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0994-52-2145

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